Webデザイナー採用の志望理由は、どう書けば採用されるのか?

webデザイナー

「就職試験を受けるのは初めてだけど、志望理由はどう説明したらよいのか分からない!」

「Webスクールは卒業できそうだけど、就職採用の志望理由はどうしよう!」

「Webデザイナーとして3年間仕事したのだけれど、キャリアアップを目指して転職したい!」

この記事を読まれているあなたはこんなふうに思われているかもしれません。

 

そこで今回は、Webデザイナーの就職採用試験に際して、志望理由をどのように書いたらよいのかを、例文も示して徹底解説いたしましたので是非参考にしてみてください。

 

採用されやすい志望理由はどう書くのか?

企業の採用担当者は、言うまでもなく「できるだけ良い人材」を採用したいと思っています。

それでは、志望理由のところにはできるだけ良いことを書けば合格できるのでしょうか?

 

確かにフリーランスのWebデザイナーだったら、今までの実績や現在のスキルが最高水準に近いことを示す必要があるでしょう。

しかしこれから企業のWebデザイナーとして就職を希望する人については、そのようなハイスペックはもともと期待していないのです。

 

企業の採用担当者は、あなたのバックグラウンドを踏まえながら、できるだけ伸びしろの大きい人を採用しようとしています。

従って、無理に背伸びをして志望理由を書くのではなく、現在の等身大のあなたをありのまま説明し、さらに今後の伸びしろを期待させるように書くことが勝因となります。

 

採用担当者はあなたのどこを見ているのかを考えよう!

Webデザイナーとして企業に応募をした時に、企業の採用担当者は応募者がどのようなキャリアを積んだ人なのかに応じて、見るところを変えています。

よく「このように書いたら採用確実!」という記事を見かけますが、それがうまくいくのは、想定しているキャリアとあなたの実際のキャリアが合致した時に限ります。

したがって、あなたがどのようなバックグラウンドを持っているかによって、採用担当者へのアピールポイントを変えなければ相手の心に響かないのです。

それではあなたのキャリアに応じて、対策を説明しましょう。

まずはケース別に、簡単に企業担当者の本音を示しておきましょう。

就労未経験でWebは独学の人

Webスクールには通っていませんでしたが、

生来コンピュータが好きなので独学で

Webデザインを勉強しました。

コンピュータが好きというのは好ましいけれど、

いったい今どのようなレベルなのかがわからないわ。

いわゆる新卒の採用ですが、採用担当者はあなたについてほとんどデータがない状態で判断しなければならないことをまず理解しましょう。

すると対応策は自ずと決まってきて、あなたが今できることと将来に向けての意気込みを示すということです。

採用担当者があなたを採用すべきと思えるような情報をできるだけたくさん提供しましょう。

就労未経験でWebスクール卒業(見込み)の人

Webデザイナーを目指してWebスクールに通って

今度卒業する見込みになりました。

ひと通りの事は勉強してきたのね。

それではどのようなことが得意なのかしら。

これも新卒ですが、いちおうWebスクールで専門的な知識とスキルは勉強してきたので、採用担当者としては最低限の安心感を持てるでしょう。

あとは自分のできることや、今後の伸びしろについてアピールしましょう。

Webスクール新卒の多くの人の中からあなたを選ぶには、他の人と比べてあなたの優位性が認められなければなりません。

転職希望者で他業界からの人

私は自動車販売の営業をしてきました。

Webデザイナーの仕事はこれから真剣に

勉強します。

Webデザインについては一から勉強するのね。

でも人とのコミュニケーションがうまいのは将来

役に立ちそうだわね。

全くの畑違いの人が応募してきた場合、採用担当者はもしこの人を採用した場合には、当面教育に時間が取られるという点を考慮するでしょう。

そのようなマイナス面を差し引いても採用したいと思わせるアピールポイントが認められる必要があります。

 

専門知識の蓄えがない分、ほかの能力や意気込みをアピールする必要があります。
さらに畑違いなのに、なぜこの業界を選びしかもこの企業に決めたのかを、納得させる必要があります。

転職希望者で現在Webデザインの会社にいる人

私は青空Webオフィスで3年間Webデザイナー

として働いて来ました。是非とも御社で働き

たいと思って応募しました。

即戦力として使えそうね。

今の事務所ではどのような成果を挙げてきたのかしら。

Web業界の事務所の状況については、採用担当者ならば熟知しています。

あなたがキャリアアップの意思を持って転職をしようとしているのならば、あなたが「できる人材」であることをアピールしなければなりません。

あなたが実際の仕事で成し遂げた成果を、具体的にアピールできるようにしましょう。

どの立場にも共通な志望理由とは?

自分の置かれている立場やバックグラウンドによって、志望理由のアピールポイントが異なることは説明した通りです。

しかしながら、どの立場でも同様に重要な志望理由のポイントがあります。

 

それは「どうしてこの企業を選んだのか」ということです。

A社でもなくB社でもC社でもなく、なぜこの企業でなければならなかったのかという理由を、採用担当者が納得するように説明できなければならないのです。

応募先企業のことを研究していることを示す

Web関連の企業は取引先によって業務内容が大きく変わってきます。

さらに社内の体制についてもWebデザイナーの守備範囲が比較的せまいところから、フロントエンドまで及んでいる場合もあります。

あなたが応募先企業のことを詳しく知っているということが伝えられれば、それはそれだけあなたがその企業に対して熱意を持っているという証明になります。

 

【志望理由の例文】

御社はスーパーマーケット関係のWebサイトの実績が多くて、円山スーパーを始めとして18社のWebサイトを手掛けてこられました。
それらのサイトによる来店率も◯◯リサーチの記事によると、サイト導入前と比べると平均35%増加しているとのことで、これは業界平均の12%を大きく上回っています。
さらに御社が手掛けたWebサイトは、いち早く新しい技術を取り入れて、業界でもパイオニアとして一目おかれていると承知しています。
これからWebデザイナーの仕事に就くに当たって、是非御社で仕事をしたいと希望します。
私も御社のような研究熱心な企業で働いて、スキルアップをしていきたいと心から望みます。

特に、尊敬できる経営者がいる場合はそこを強調する

もしも有名な経営者がいて、その人の言動やふるまいに心酔しているのであれば、その人の下で働きたいという強烈な願望をぶつけてみるのも有効です。

 

【志望理由の例文】

私は御社の◯◯社長が先日Web専門誌で語られた、「これからのWeb業界と新たなる挑戦」を拝見して、感銘を受けました。
その中で指摘されていた、Web技術の可能性についてという部分は、新しい視点でWebサイトの役割を捉えなおした画期的なものだと心酔いたしました。
これまでにも◯◯社長の談話は、さまざまなメディアで報じられてきたのを目にしておりますが、それらを見るにつけ、このようなトップがいる企業で働きたいと思い続けてきました。
もし入社できたならば、◯◯社長のお考えに直に接することができるので、これ以上の喜びはありません。

Webデザイナーとして採用される志望理由の例文

就労未経験でWebは独学の人の【例文】

このタイプの応募者の場合は、「隠れた原石なのかあるいはハッタリだけなのか」と採用担当者は、その実体を見抜こうと必死になるはずです。

そこで応募者は、できるだけ具体的に自分に何ができるのかと、これからの伸びしろが大きいことを予想させるアピールをする必要があります。

 

【志望理由の例文】

私は昔からコンピュータが好きで、HPを自分で作ってブログを投稿して来ました。
そして遊び半分でWeb制作ツールのWixを使って、近所の八百屋さんのWebサイトを作ったところ、すごく評判がよく、ちょっとした小遣い稼ぎになりました。
そのうちにWebデザインへの興味が高まったので、◯◯社の「Webデザインの基礎」という本を買ってきて独学しました。
今は△△社の「Web理論」をほぼ読み終えたところです。
私は正式にWebスクールに通ったわけではないので、知識やスキルにあちこち穴があるとは思います。
しかしながら、コンピューターの知識については平均以上と自負していますし、新たな知識やスキルを獲得するのは苦になりません。
ちなみに、以前「独学プログラマー」という本で、Pythonのプログラミングができるようになりました。
これ自体はWebデザインの役には立たないでしょうが、Webデザインに必要なプログラムについてもこれから勉強してマスターするつもりです。

就労未経験でWebスクール卒業(見込み)の人の【例文】

いわゆるWebスクール新卒の場合で、企業の採用担当者からすれば最もリスクが少ない応募者と言えるでしょう。
応募者からは予めポートフォリオの提出もあるでしょうから、採用担当者からしても安心して選考ができる応募者になります。
企業の採用担当者は、ある程度の育成期間を予想しながら平均的なパフォーマンスを発揮してくれる人ならば能力上は問題ないと踏んでいます。
あとは企業との相性がよいかどうか、働き方が本人の希望と合致するかが選別の鍵となるでしょう。
【志望理由の例文】
私は来春◯◯WebスクールのWebデザイン科を卒業見込みです。在学中はWebデザインに関する一通りの知識とスキルを習得しました。
また、提出したポートフォリオには半年間かけて進めてきた△△駅前商店街のWebサイトの紹介を載せております。
一番苦労したのは駅前商店街の代表者組合の皆さんと、どのようなアピールポイントを盛り込んでいくかということでした。
何度か話し合いをした結果、個々の商店の売り上げを伸すというよりも、駅前商店街全体の持つ温かみと親近感をアピールするという点に落ち着きました。
また画像については、駅前商店街が一般の人から公募したのを使わせてもらいました。
このような商店街の皆さんとのやり取りにかなり時間がかかってしまったのですが、結果的には皆さんに大変喜んでいただけましたので、達成感でいっぱいです。
御社に入社できたら、スキルの向上は勿論ですが、真にクライアントのニーズに合致した仕事ができるように頑張りたいと思います。

転職希望者で他業界からの人の【例文】

他業界からの参入を目指す人は、単に「Web業界はこれから伸びそうだから」という甘い気持ちでは当然のことですがNGです。

そもそも少なくともコンピューターは使い慣れていないと話になりません。

あるいは、デザイン関係の仕事をしていたとか、Webデザインにいくらかなりともプラスに作用するような経歴があればハードルが多少は低くなってきます。

ハッキリ言うと、ほとんど関係ない他業界からの転職は、「気合いだけでは無理」だと心得ておいてください。

【志望理由の例文】

私は◯◯自動車販売で自動車の営業をしてきました。
しかしもともとは◯◯自動車販売の総務部でシステム関係の仕事をしていました。
それが急に営業現場の人員が足りなくなってしまい、1年前から駆り出されたのです。
私はコンピューターについてはもともと好きだったこともあって、正式な学校へは通ったことはありませんが、独学でいろいろとまねごとはしてきました。
半年程前に自分なりに◯◯自動車販売のWebサイトを試しに作ってみたのですが、「素人が作ったにしてはなかなかの出来栄えだ」と社内でも評判になりました。
それ以来、毎日会社から帰ったら自分なりに研究して技術を磨いてきました。
そして、やはり自分は車の販売よりもコンピューターを使った仕事の方が好きなのだと確信しました。
転職を決意するにはずいぶんと悩みましたが、やはりどうしてもWebデザインの仕事への情熱が絶ちがたくて、今回応募させていただきました。
いちおう私なりに制作したポートフォリオも提出させていただきます。

転職希望者で現在Webデザインの会社にいる人の【例文】

このカテゴリーの応募者は、ズバリ「キャリアップ」を賭けてのチャレンジとなります。
したがって、今の会社での実績と自分が有しているスキル、その他の能力について余すところなくアピールする必要があります。
さらに転職してまでこの企業でやりたいことについて、極力具体的に見通しを明らかにすると良いでしょう。
【志望理由の例文】
私は現在青空WebオフィスにWebデザイナーとして勤務しております。
Webスクールを卒業して現在の事務所に入社して、まる5年が経過しました。
その間、主に△△社関係のWebサイトを担当させていただき、小さいながらもチームリーダーとしてディレクションスキルを磨いてまいりました。
手前味噌で恐縮ですが、昨年評判になったXYZのWebサイトは私のチームで手掛けたものです。さらに現在の事務所は少人数の世帯なので、チームリーダーとしてUI/UXのスキルや、フロントエンドにも関わってきました。
お陰で、フロントエンドのある程度のコーディングならばできるようになりました。
御社に採用していただけたら、現在よりも広いフィールドで、よりクライアントニーズに合致したCV効率の高いソリューションを実現していきたいと考えています。

まとめ

志望理由については、自分自身の等身大の姿を情熱を持って書かないと、採用担当者の厳しい目には留まりません。

自分の置かれた立場やバックグラウンドで、希望する企業に貢献できるものを、他ならないこの自分という立場で書くことです。

スキルは持っていたほうが良いでしょうが、もしも現在は自信がないのならば、これから習得する意気込みも表明しておきましょう。

さらに最も大切なのはWebデザイナーとして、クライアントの要望に沿ったベストソリューションを求める姿勢でしょう。

あとは誠意を持って対応すれば、必ず道は拓けるはずです。

 

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