「動画編集方法は、どこか学校に通わなくては習得できないの?」
「独学ではじめてみたいけど、なにかおすすめの書籍を教えて!」
「雑誌や本で勉強するときの書籍の選び方のコツってある?」
この記事をご覧になっている方は、このような悩みを抱えてらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は動画編集を、雑誌などの書籍から学べる方法について解説していきます。
雑誌選びのポイント
雑誌などの書籍から動画編集を勉強する場合の選び方を、以下の通りポイントを3つにまとめてみました。
1. レベルにあったものを選ぶ
2. 使用ソフトに対応しているものを選ぶ
3. 図解派かまたは文章説明派か
レベルにあったものを選ぶ
書籍を選ぶポイントとして、レベルにあった本を選ぶことです。
なぜなら、自分のレベル以上の本を選んでしまうと、理解が難しくなり最終的に途中で挫折してしまうという結果になるためです。
また、その逆もあって、ある程度スキルのある人が初心者向けの書籍を選んでしまうと、思っていた知識を習得することができないので、せっかく買ったのに読まれないということになります。
初心者から始める場合は、わかりやすいものを選び、少しずつスキルを身につけていき、書籍のレベルもあげていきましょう。
無理をせず、地道に学習を続けていけば、自分の成長がわかりますし、挫折することなく続けられます。
使用ソフトに対応しているものを選ぶ
あなたの使うソフトウェアに対応している書籍を選びましょう。
どんなにわかりやすく、図解で操作の説明がしてあっても、持っているソフトが違えば、実際の操作方法も変わってくるので、あまり役に立ちません。
そしてまだソフトを持っていないのであれば、先にソフトを購入してください。
図解派かまたは文章説明派か
あなたの学習スタイルが、図解派か文章説明派かで選ぶ書籍は変わってきます。
図解を充実させている本であれば、説明書よりもパッとみて操作にとりかかれます。
特に、難しい画面の説明などは図解を使って説明する方が、理解度を深めるといった意味でも初心者にとっては有用です。
一方で、文章説明がたくさん盛り込まれている本は、圧倒的な情報量があります。
なので、複雑な作業など、図解だけでは理解しにくい所をいろいろな表現で説明してくれるので便利です。
ソフト別動画編集について学べるおすすめ書籍9選
ソフト別に動画編集を学べる書籍9冊についてご紹介します。
1.プロが教える! Final Cut Pro X デジタル映像 編集講座
2.知識ゼロから始めるPremiere Proの教科書
3.Adobe Premiere Pro CC実践講座
4.iMovieの限界を超える思い通りの映像ができる動画クリエイト
5.1人でできる! 3日で完成! 事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック
6.YouTube完全マニュアル
7.仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法
8.改訂 YouTube 成功の実践法則60
9.自分で作れる! 効果的なYouTube広告動画の作り方
【Final Cut Pro X向け】プロが教える! Final Cut Pro X デジタル映像 編集講座
画像引用元:Amazon
Final Cut Pro XはMacユーザー向けのソフトで、動画の編集から、書き出しまでをマスターできるように構成されている本です。
カット編集や、シーンの合成やエフェクトの使い方、MotionとCompressorの操作方法と撮影のコツなど、充実した解説が掲載された一冊です。
付録にサンプルファイルもついているので、実際に同じ動画を触りながら、基本操作から動画の演出までの理解を深めることができます。
わかりやすく解説されているので、初心者でも理解するのには十分ですが、中級〜上級者にも、高度なテクニックについて解説されているので、幅広い層に愛読されています。
また、Macユーザーであれば、インストール済みのiMovieを使ったのち、より高度な動画編集にチャレンジしてみたいとなるかもしれません。
とりわけ、このFinal Cut Pro XはiMovieと同じような機能を搭載しているので、iMovieユーザーにとって、このFinal Cut Pro Xへの移行がしやすくなり、便利です。
【Adobe Premiere Pro CC向け】
Adobe Premiere Pro CC向けに2冊をご紹介します。
1.知識ゼロから始めるPremiere Proの教科書
2.Adobe Premiere Pro CC実践講座
知識ゼロから始めるPremiere Proの教科書
画像引用元:Amazon
Premiere Proはプロが利用しているソフトとして有名ですが、そのソフトを本書ではプロ以外でも使いこなせるよう解説し、初心者のための入門書として作られた一冊です。
ここでは、Premiere Proを使った動画編集作業の流れとワンランク上のテクニックを紹介しています。
本書での説明と用意されたサンプル動画で、実際に操作をしながらどんな動画が作れるのか確認できる本です。
その上、QRコードを読み取って完成動画の視聴することも可能なので、完成品をみながら操作方法を学び理解を深め上達していくことができます。
Adobe Premiere Pro CC実践講座
画像引用元:Amazon
Adobe Premiere Pro CCを使って動画編集をする時に、もう少しテクニックを増やしたいと思う初心者には最適の一冊です。
その他、基本的な機能を図解で解説しているのはもちろんですが、After Effects やAudition など他Adobeソフトとの連携法も詳しく解説されています。
とりわけ、速読・速解がコンセプトの本ですので、編集作業の流れを理解するという意味においては非常にわかりやすい本です。
【iMovie向け】iMovieの限界を超える思い通りの映像ができる動画クリエイト
画像引用元:Amazon
Macユーザーが多い日本では、すでにインストール済みのiMovieで手軽に動画編集を始めている人が多いようです。
特に、iMovieの詳しい使い方はもちろんですが、インストール済のKeynoteを合わせて使うテクニックなどを紹介して、より質の高い動画を仕上げる方法を解説しています。
また、iMovieとKeynoteはiPhoneにも対応しているので、iPhoneで動画編集をしたい人にはおすすめの一冊です。
【Windowsムービーメーカー向け】1人でできる! 3日で完成! 事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック
画像引用元:Amazon
本のタイトルにもあるように、1分のPR動画を簡単に作るハンドブックです。
主に、企業やアプリの紹介といった、短い動画を作る時に必要なノウハウが紹介されています。
とりわけ、本書では初心者がつまずきやすい所を、プロの動画監督が徹底解説しています。
また、付録にお役立ちテクニックがついていますので、上級者にとっても有効な一冊です。
【Youtube全般向け】
YouTube全般に向けて、4冊ご紹介します。
いずれも、Youtubeをビジネスツールとしてとらえ、どうやって企業にYoutubeをとり入れていけばいいのかや、ユーチューバーであれば収益化を狙える方法について解説した本についての紹介です。
1.YouTube完全マニュアル
2.仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法
3.改訂 YouTube 成功の実践法則60
4.自分で作れる! 効果的なYouTube広告動画の作り方
YouTube完全マニュアル
画像引用元:Amazon
YouTubeについての機能を図解したマニュアル本です。
内容としては、投稿から動画編集、広告収入の仕組みが一連の流れで解説されています。
なので、ユーチューバーになって、収益をえたいと思っている人が最初に読む本だといえます。
仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法
画像引用元:Amazon
撮影方法や編集の基礎を文章で解説した一冊で、その説明には専門用語が多く使用されているので、ある程度動画の知識や経験がある、中級〜上級者向けです。
あらゆるビジネスシーンで使える動画編集を学びたい人にとってのノウハウ本で、またシナリオ作成方法といった、一歩踏み込んだ部分までの解説があるので、一般的なYoutube解説本とは違い、読み応えのある一冊といえます。
改訂 YouTube 成功の実践法則60
画像引用元:Amazon
以前出版されて、大好評だった「YouTube 成功の実践法則53」の改訂版です。
大きく変化したYoutubeをビジネスツールととらえ、ビジネスの中でどのように実践していけばいいのかを解説したノウハウ本です。
例えば、人気動画になるための動画の作成方法や機材選び、台本や絵コンテの作り方といった、この本を手に取った人が知りたかったことやコツが紹介されています。
YouTubeを利用する全ての人におすすめです。
自分で作れる! 効果的なYouTube広告動画の作り方
画像引用元:Amazon
YouTubeを企業マーケティングに使用し、効果的な動画を作る方法を紹介したマニュアル本です。
YouTubeやポータルサイトに流れる数秒の企業CMの作り方を例にとって、基本的な動画の作り方、企業動画の効果的な作り方見せ方を紹介しています。
全般的な動画の知識はあり、応用スキルを身につけたい人に向けた一冊です。
ソフトはAdobeCCを使い、応用としてAfter Effects、Premiere Pro、Auditionなどを使いこなすための一冊です。
雑誌以外での動画編集の勉強方法2選
これまで、雑誌や本といった書籍から独学で勉強する方法をご紹介してきました。
ただし、それ以外でも動画編集は勉強できるので、その方法を2種類ご紹介します。
1.Youtubeチュートリアル
2.オンライン学習サイト
Youtubeチュートリアル
動画編集技術は、無料のチュートリアルで学ぶことができます。
特に、Youtubeのクリエイター向けのアカデミーは、コンテンツが充実しています。
Youtubeの使い方だけではなく、撮影前からはじめ、撮影中や撮影が終わってからでも必要なことが体系的にまとまっています。
一方で、海外の動画編集のチュートリアルは充実していますが、最近は日本語のチュートリアルも増加傾向です。
ここでは、3人のYouTuberのチュートリアル動画は以下の通りご紹介します。
2.動画集客チャンネル
3.iKouzacom
TERU FILM
チャンネル登録者数 2.76万人
初心者向けのPremiere Proについてのチュートリアル動画です。
初心者に向けて動画編集方法の流れという動画は25万回以上再生されています。
https://www.youtube.com/results?search_query=TERU+FILM
動画集客チャンネル
チャンネル登録者数 5.94万人
iMovieでの動画編集方法を配信して、75万回再生されています。
https://www.youtube.com/results?search_query=動画集客チャンネル
iKouzacom
チャンネル登録者数 5.5万人
この講座では新ファイナルカットプロX バージョン10.4の基本的な使い方を紹介し、14万という再生回数を記録しています。
https://www.youtube.com/results?search_query=iKouzacom
オンライン学習サイト
オンライン学習サイトを以下の2つご紹介します。
2.Udemy
ヒューマンアカデミー「たのまな」
アドビトレーニング通信講座といった講座を開催し、インターネット経由でAdobeの動画編集ソフトについて勉強ができます。
また、視聴期間も、1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月と選択でき、便利です。
加えて、AdobeソフトCreative Cloud というパッケージになるので、関連してPhotoshopやIllustratorといったAdobe関連製品についてもオンラインで学習ができます。
Udemy
Udemyはオンラインビデオ学習サイトとしては世界最大級です。
特に、ビデオ制作のカテゴリーで161件の講座から学習することができます。
また、初心者のためのスマホでの動画制作方法や、動画制作の基礎知識、初心者のための動画撮影マニュアルなども用意されています。
まとめ「動画編集を雑誌から学ぶ方法」
動画編集を雑誌から学ぶ方法について紹介しました。
・ソフト別動画編集について学べるおすすめ書籍9選
・雑誌以外での動画編集勉強方法2選
雑誌や書籍を選ぶポイントを理解して、動画編集のスキル向上ができるように、あなたに合った書籍を見つけてください。
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