「動画クリエイターになるためには何をすればいい?」
「動画クリエイターに独学でなるには何から始めればいい?」
「動画クリエイターの仕事内容は?」
上記のようにお考えではないでしょうか。
当記事では動画クリエイターのなり方をご紹介します。
これから動画クリエイターを志す場合はぜひ参考にしてみてください。
動画クリエイターになるには?進むべき道を解説
動画クリエイターになる方法は大きく下記3つに分かれます。
- スクールで技術を学ぶ
- テレビ局など動画制作の会社に入る
- 独学で勉強する
スクールで技術を学ぶ
最も堅実な方法はスクールで技術を学ぶ方法です。
お金はかかりますが、基礎から応用まで短期間で習得できます。
スクールに通うことで、一定レベルの技術を誰でも身につけることが可能です。
そのため、最低限のスキルを最短ルートで身につけたい場合はスクールがおすすめ。
テレビ局など動画制作の会社に入る
難度は高いですが、レベルの高い技術を手に入れることができるのは制作会社に入って技術を磨く方法です。
特にキー局など大手のテレビ局では高学歴(東大・慶応など)が求められるため、簡単には入社できません。
ただ、大手のテレビ局などでは高度な編集技術が学べますし、収入も高い傾向にあるので、目指す価値はあるでしょう。
独学で勉強する
最も安価で手軽な方法は独学です。
動画クリエイターは独学でも十分実践レベルになれます。
映像制作系の仕事では難しいかもしれませんが、コンテンツ命のYouTuberなどなら、独学でも十分戦えるでしょう。
特にトップクラスのYouTuberのHIKAKIN氏は、スクールにも通わず独学で動画編集を身につけています。
動画クリエイターになるために独学でするべきことは?
独学で勉強する際、何からすればいいかわからない人も多いでしょう。
そこで、本章では独学で何をすれば動画クリエイターになれるのかを解説していきます。
下記項目を押さえていけば、独学で動画クリエイターになれるでしょう。
- 書籍やwebのサイトで勉強する
- YouTubeなどで配信されている動画で勉強する
- 実際に動画を動画配信サイトに投稿してみる
- クラウドソーシングで案件を受注してみる
書籍やwebのサイトで勉強する
まずは基礎を勉強しましょう。
現在では各動画編集ソフトの使い方をまとめた書籍やwebサイトがあるので、それらを利用して動画編集を学ぶことが可能です。
基礎的なカットやテロップ入れは書籍やwebサイトで十分学べます。
YouTubeなどで配信されている動画で勉強する
次はYouTubeなどの動画媒体の教材を利用しましょう。
動画を勉強するのに、紙媒体の書籍や活字のwebサイトでは限界があります。
動画でソフトの使い方を紹介しているチャンネルなどを登録して、動画をみながらスキルを磨きましょう。
実際に動画を動画配信サイトに投稿してみる
上記の方法(書籍・webサイト、動画)での勉強をある程度こなしたら、実戦経験を積みましょう。
作成した動画を動画配信サイトにアップしてみてください。
最初は視聴回数が伸びないばかりか、厳しい意見やコメントが寄せられるでしょう。
しかし、動画クリエイターの全員がそういった厳しい意見などを糧に成長していくものですので、しっかり向き合って受け入れていってください。
※ただし誹謗中傷は無視してOKです。
クラウドソーシングで案件を受注してみる
また、よりモチベーションをあげるためにはお金を稼ぐのが重要です。
ある程度、動画配信サイトでの動画投稿に慣れてきたら、クラウドソーシングを利用して案件を受注してみましょう。
最初は低単価で初心者歓迎の案件を採算度外視でこなしてみてください。
動画でお金を稼ぐ感覚が理解できるようになるでしょう。
また、お金を稼ぐためにはどの程度のレベルが必要かもクラウドソーシングを利用することでわかります。
自分の動画編集技術がいくらくらいの価値があるのか、クラウドソーシングを利用して計りましょう。
動画クリエイターに必要なスキル
次は動画クリエイターに必要なスキルをご紹介します。
下記は押さえておきましょう。
- AdobeプレミアプロやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトを使いこなす技術
- 撮影技術
- 音声の編集・録音技術
- 顧客の希望を動画の形に落とし込む能力
- フリーランスなら交渉力も重要
AdobeプレミアプロやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトを使いこなす技術
動画クリエイターに必須なのは動画編集ソフトを使いこなす技術です。
動画を作るためにはAdobeプレミアプロやFinal Cut Proなどのプロ向けソフトを使いこなす必要があります。
企業の募集要項に「Adobeプレミアプロを使える」といったものもあるので、有名なソフトは使えるようにしておきましょう。
撮影技術
次は撮影技術です。
撮影は動画の編集者の基礎的な技術の1つ。
素材をもらって編集をするタイプの編集者なら撮影技術は不要ですが、撮影の指示出しをする、あるいは自分自身が動画に出演するYouTuberなどは撮影しなければいけません。
カメラ機材も高価なものを揃えないと、綺麗な映像は取れないため、初期投資がかかる技術でもあります。
音声の編集・録音技術
音声の技術も個人の動画編集者には必要です。
音声と動画を同期するために音合わせをしたり、ボリュームを調整して聞きやすい音にしたりといった編集作業が必須。
映画やテレビなどでは音声のみの仕事もあるので、動画の中でも音声に特に興味がある場合は、志すのもありですよ。
顧客の希望を動画の形に落とし込む能力
映像制作・広告代理店などで動画制作をする場合は、動画に顧客の希望を落とし込む能力が必要です。
相手が何を求めているのかを聞き出したり、顧客の求めているものを正確に動画にする、視聴者に顧客の思いを伝えるなどの能力が求められます。
フリーランスなら交渉力も重要
フリーランスなら交渉力も重要になってきます。
案件獲得・納期の設定・報酬の交渉など、動画クリエイターに直接関係ないスキルですが、生計を立てるなら必須の項目です。
動画を作るだけで生活できるなら問題ありませんが、フリーランスは全て自分で処理する必要があるため、マネジメントや交渉の能力も大切になってきます。
動画クリエイターのやりがいは?
動画クリエイターのやりがいをご紹介します。
下記項目が挙げられます。
- 夢を仕事にできる
- 動画作品は記録に残る
- 動画を観た人からのリアクションがある
- 成功すれば高収入
夢を仕事にできる
まずは夢を仕事にできるという点。
動画制作は小さい頃からの夢だったという場合は多いのではないでしょうか。
テレビや映画に憧れた人、最近ではYouTuberに憧れる人も多いものです。
そういった憧れの職業になれるというのは一番やりがいを感じるでしょう。
動画作品は記録に残る
また、記録に残るのも重要です。
動画クリエイターは自身の作品がよっぽどのことがない限り、残り続けます。
自分の努力が形になって残るため、いつでも自分の軌跡を振り返れるのが魅力です。
動画は視聴者があって初めて成り立つもので、今では動画を見た人からのコメントや反響を簡単に確認できます。
Twitterなどのつぶやき、YouTubeのコメント欄などが主な例です。
それらのコメントを反映しながら作品を作るのは楽しい作業でしょう。
成功すれば高収入
また、動画クリエイターは成功すれば高収入の傾向にあります。
年収については次項で説明しますが、テレビなどの制作現場のスタッフでも収入は高いですし、フリーランスのYouTuberなどでは、莫大なお金を稼ぐことも可能です。
特にトップクラスのYouTuberとして有名なHIKAKIN氏などは年収が数億円とも言われています。
動画クリエイターの大変な現実とは?
ただし、動画クリエイターは必ずしも夢のような職業というわけではありません。
厳しい現実も色々とあります。
下記項目には注意が必要です。
- 作業が長時間になりやすい
- 勤務時間が不規則で体を壊しやすい
- フリーランスだと収入が不安定
作業が長時間になりやすい
動画編集は作業が地道で長時間になりやすい傾向にあります。
十数分の動画を作るのに何時間もかかるのはザラです。
そのため、疲労やストレスが蓄積しやすい職業といえます。
動画編集がとにかく好きで、苦にならないといった場合でも、長時間の編集作業は骨が折れます。
勤務時間が不規則で体を壊しやすい
また、勤務時間が不規則(会社員の場合)で、体を壊しやすいといったデメリットも。
フリーランスの場合は、納期に追われると睡眠を取ることができない状況にも陥りがちです。
動画編集は長時間作業が当たり前なため、生活リズムを壊しやすい傾向にあります。
フリーランスだと収入が不安定
会社員の動画クリエイターとは別の問題ですが、フリーランスの動画クリエイターの場合、収入の不安定さもデメリット。
常に翌月の収入がゼロになるリスクをはらんだまま仕事をしなければなりません。
ただし、実力次第でフリーランスは会社員以上に稼ぐことが可能ですし、休日などのコントロールが自由なのもメリット。
まとめ
以上、動画クリエイターになる方法でした。
結論をおさらいすると、下記3つの方法があります。
- スクールで技術を学ぶ
- テレビ局など動画制作の会社に入る
- 独学で勉強する
また、独学で勉強する場合は下記の流れを踏襲すると効率的です。
- 書籍やwebのサイトで勉強する
- YouTubeなどで配信されている動画で勉強する
- 実際に動画を動画配信サイトに投稿してみる
- クラウドソーシングで案件を受注してみる
お金があるならスクールを、学歴があるなら大手企業に就職、マイペースで安価にスキルを磨きたいなら独学といった使い分けをすることをおすすめします。
動画編集は誰にでもチャンスのあるジャンルです。
諦めず、勉強をして動画クリエイターになりましょう!
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