「動画編集とプログラミングどっちが稼げるの?」
「動画編集とプログラミングどちらが難しい?」
「動画編集とプログラミングだとどちらがお金がかかるの?」
この記事を読もうとしている方は、このような悩みを持っている方が多いと思います。
ということで今回は
・動画編集とプログラミングどちらが稼げるか
・難易度の比較
などについて解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
動画編集とプログラミングはどちらの方が稼げる
動画編集もプログラミングであれば、動画編集の方が稼げます。
なぜなら、動画編集は素人でも時間さえかければ、一定レベルのものは作ることが出来るので早い段階で案件を取ることができるからです。
また、今はYouTuberになりたい人が多く、YouTubeの編集代行を利用している人も多い為、YouTubeの仕事も増えてきて、動画編集の需要も高まっているため、簡単に仕事を受注することができます。
さらに、最初の頃は単価が安い事は多いと思いますが、経験や実績を重ねていくことで単価が高くなる可能性があります。
ですが、プログラミングの場合、勉強して半年でも数万円を稼ぐことが困難と言われています。
プログラミングは根気強く勉強をすることで、収益をえられる可能性はありますが即効性はなく挫折してしまう方も多いです。
実際にエンジニアをしていた方は、新卒でエンジニアとなり半年の間毎日のように社内研修を行っていたにも関わらず、思ったほどスキルは上昇しなかったそうです。
案件を受けられるようになるまでの実力をつけるには、かなりの時間と労力が必要になることがわかります。
この事からも、動画編集の方がすばやく稼ぐことができ、スキルがアップすれば金額もどんどん上がっていきます。
動画編集とプログラミングの難易度比較
動画編集とプログラミングの難易度の違いが気になります。
学習難易度や勉強時間、学習環境について順に見ていきましょう。
学習難易度
動画編集とプログラミングの学習難易度は、動画編集の方が簡単です。
理由は、基本的に動画編集の学習は編集ソフトの操作方法を覚えることが中心であり、プログラミングと違い複雑な理解は必要ないからです。
基本的な操作方法としては
・カット編集
・テロップ挿入
・BGM挿入
・効果音挿入
これはしっかりと基礎を学び経験を積む事で簡単にできるようになります。
ですが、プログラミングはどの言語もコーディングする必要があり、言語の文法や書き方を覚えなければならず、それ以前に環境構築自体も厄介なので初心者にはとても難しくなります。
基本的な
・PHP
・JavaScript
・Ruby
などの手続き型・オブジェクト指向型のスクリプト言語といったソースコードを翻訳しながら実行できる言語や
・Java
・C言語
・C++
といったオブジェクト指向型のコンパイラ言語といった、ソースコードをコンピュータが実行できる形式に翻訳した後に実行する言語があり、C言語やC++は最も取得が難しいと言われています。
このC言語やC++が扱えるようになれば、様々なシステム開発が出来ますし、その他の言語も取得しやすくなっています。
初心者は、難易度の高いコンパイラ言語から始めるのではなく、スクリプト言語から始めることで、挫折する可能性を低くすることができるので、スクリプト言語から始めてみるのがいいでしょう。
勉強時間
勉強時間は、プログラミングよりも動画編集の方が短く済みます。
動画編集は初心者でも、1ヶ月から3ヶ月程度で勉強や経験を積む事ができますが、プログラミングは最低でも3ヶ月から半年以上の勉強期間が必要です。
時間で言うと、動画編集が約50時間、プログラミングが約200時間です。
勉強時間は倍以上となっています。
それほどプログラミングのほうが動画編集と比較して覚えることが多く複雑なので、長期間の学習が必要となってきます。
学習環境
学習環境は、プログラミングよりも動画編集の方が、高スペックのパソコンが必要とされます。
動画編集ソフトにもよりますが、一般的に高いスペックのパソコンでないと頻繁に固まったり、エンコード自体できなかったりしますので、人によっては新しいパソコンが必要となる場合もあります。
値段としては、10万から20万円ほどとなる物が多いです。
ただし、それほど高いスペックを要求しない動画編集ソフトはいろいろとあるので、ソフト次第となってきます。
高スペックパソコンが必要だが、パソコンを買う余裕がない場合は、プログラミングの方が学習を始めやすいのかもしれません。
動画編集とプログラミングの案件をとる難易度比較
動画編集の方がプログラミングと比較すると、未経験OKの案件が多い為、未経験でも案件を取る難易度が低いです。
ですが、プログラミングも未経験から案件を取ること自体は可能です。
現在は、営業の幅も広くWeb制作などの案件から、小売業や飲食店でもたくさんありますし、未経験でも案件をとれるものもあります。
しかし実務経験が2~3年ほどないと単価の安い案件ばかりになってしまったり、実務がないことでクライアント側から断られてしまう場合もありますので注意が必要です。
難易度は動画編集よりは、やや高めだと思っておいた方がいいでしょう。
動画編集とプログラミングの独立難易度
フリーランスや副業として取り組みやすいのは、プログラミングと動画編集どちらも共通しています。
クラウドソーシングサイトなどで多くの案件をチェックできますし、フリーランス向けのエージェントサイトも充実してます。
その為、どっちのスキルも身につける人も少なくないです。
ですが、プログラミングのフリーランスは一般的なのに対し、動画編集は少々ハードルが高くなってはいます。
自分に合ったやり方を選ぶのがいいでしょう。
動画編集のメリットとデメリット
ここまで動画編集とプログラミングの難易度について語ってきたと思います。
全体的に動画編集の方が優勢でしたが、本当に動画編集の方がいいのかと疑問に思っているかたもいるかもしれません。
ということで、動画編集のメリットとデメリットについて紹介します。
動画編集のメリット
まず1つ目は、パソコンがあればどこでも働くことができるという点です。
動画編集はパソコンとインターネット環境下があればどこでも始めることができます。
在宅や、カフェなどでも仕事ができますし、好きな時間に働き、好きな時間に休憩することもできます。
2つ目は、今後動画編集としての仕事が増えていくという事です。
今ではテレビに出演していた芸能人までも、YouTubeで動画配信をしています。
一般人でもYouTuberを目指す人は多い為、その分動画編集の案件が増えていきます。
3つ目は、動画編集として就職することもできるという点です。
PCとインターネットが浸透して、プログラマーの需要があるように、5Gと動画が浸透すれば、動画編集の需要もどんどん出てきます。
企業の中には「動画編集部門」があるところもあるようで、これから企業が動画編集者を雇う可能性は高いでしょう。
こうなると動画編集者として就職することも可能になります。
動画編集のデメリット
デメリットは、まず何よりも編集ソフトや高スペックのパソコンが必要となる事です。
最低でもCPUはCore i7、メモリは16GB、SSDは512GBがなければ動画編集としての仕事が難しくなってしまいます。
高スペックのパソコンだと普通に10万〜20万します。
お金がない場合は、かなりの痛手となるでしょう。
さらに、それなりのスキルやセンスを求められる場合が多いです。
案件を依頼する側も、センスの良いものを作ってほしいと思っています。
なので、人気動画を目標に練習したり、学習講座などで学んでおいた方がいいでしょう。
プログラミングのメリットとデメリット
ここまで、動画編集のメリットとデメリットについてみていきましたが、次はプログラミングのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
プログラミングのメリット
なによりも、プログラミングは頑張り次第でとても稼げるという点です。
20代のプログラマーの年収は、700万円代といわれています。
さらに、自分でアプリやサイトを作れるようになる事でさらに収入が高くなります。
AIや5Gの時代となりましたが、プログラミングの需要が無くなることはないと思われます。そうすると仕事が安定しやすくなるというメリットもあります。
そして動画編集とは違い、特別なセンスは特に求められていないのがプログラミングです。もちろんきれいなコードをかける人の方が良いですが、ルールにしっかり従っていれば通用します。
プログラミングのデメリット
デメリットは、難易度が高い点です。
その為にプログラミングを楽しめるまで時間がかかり、挫折してしまうというパターンもあります。
さらに、常に新しいプログラム言語や、フレームワークの技術などを習得して行く必要があります。その努力を怠ってしまうと、すぐにニーズのないプログラマーに落ちてしまうため、常に学習しなければいけません。
動画編集とプログラミングの年収の違い
まず、動画編集の平均年収は「401万円」と日本の平均年収と比べるとやや低めとなっています。
ただし、人によっては800万円稼ぐ方もいるので、案件やスキル、経験によって差があり編集スピードが上がれば時給はすごく良いです。
プログラミングだと週に3~5日7.5時間ずつ働いて初めてお金になるのに対し、動画編集は一本動画を仕上げればそれでお金になります。
そして、プログラミングの平均年収は「414万円」とあまり動画編集と差がないように思えます。
しかしこれも、スキルや経験などでも違いはでてきます。
初心者が始めるにはどちらの方がコスパがいいのか
初心者から始めるには、動画編集の方がコスパはいいでしょう。
なぜなら、高スペックなパソコンや編集ソフトを用意するなどの初期費用はかかってしまう場合がありますが、プログラミングと比べると複雑さもないため圧倒的に短期間で勉強することができ、スキルを上げる事で仕事へと繋げることができます。
そのため、動画編集はすぐにお金がもらえコスパもいいです。
動画編集とプログラミングおすすめするのは‥
短期間で副業としてがっつり稼ぎたい場合には、動画編集がおすすめです。
動画編集の就職は現在少ない為、ほとんどが1本いくらという値段で働いています。そのため、安定した収入が得られないところがあります。働き方としては副業でがっつり稼ぐという方法が一番いいと思います。
ですが、これから就職先が増えていけばもっと稼ぎやすくなると思いますので、その場合は副業から就職へステップアップもできそうです。
長期的に安定して稼いで行きたい場合には、プログラミングがおすすめです。
これから先数十年後にはAIやロボットが事務作業をすると言われています。その場合になんらかのスキルがないと職を失う危険性もあります。
プログラミングは、今後も需要があり続けるスキルのひとつです。
なので、長期的にみても職を失う可能性も低く、高い給料で安定して働くことが出来ます。
最初は自分に合うもの、合わないものを見分けるのが難しいと思います。
その場合はどちらも一度かじってみると、自分の合う合わないがわかりやすいですので、ぜひ試してみてください。
動画編集の勉強方法
ここからは、動画編集の勉強方法についてご紹介させていただきます。
①動画編集ソフトでの経験を積む
動画編集ソフトには有料の「Final Cut Pro」「Filmora」や、無料の「iMovie」「DaVinch Resolve」など様々なソフトがあります。
初心者での経験を積む場合には、編集に慣れるために無料で練習をして、慣れてきたら有料にうつるという方法がおすすめです。
②動画編集学習講座で学ぶ
動画編集学習講座にはオンラインの「MovieHacks」「TechAcademy」や、オフラインの「デジタルハリウッド」「Winスクール」などがあります。
それぞれにチャットサポートや転職サポートが付いている物もあるので、学習講座で学ぶには自分に合った学習講座で学ぶといいでしょう。
③YouTubeの動画から学ぶ
YouTubeの動画にも動画編集についての様々な動画があがっています。
YouTubeで動画編集を学びつつ、わからないところはまた違う動画を観たり、調べたりすることで動画編集に活かしていく方法もあります。
プログラミングの勉強方法
ここまでは動画編集の勉強方法について見ていきましたが、次はプログラミングの練習方法について見ていきましょう。
①プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングスクールはオフラインの「CodeCamp」「侍エンジニア塾」や、オンラインの「TechAcademy」などがあります。
オンラインとオフライン自分に合ったスクールを選べるのがいいですね。
②学習サイトで学ぶ
プログラミング学習サイトには有料の「Progate」「ドットインストール」や、無料の「シラバス」「ミニツク」などがあります。
スクールよりも安価ででき、環境構築不要で勉強することが出来ます。
③YouTubeの動画から学ぶ
YouTubeの動画にもプログラミングについての様々な動画があがっています。
YouTubeでプログラミングの基礎を学びつつ、わからないところはまた違う動画を観たり、調べたりすることで動画編集に活かしていく方法もあります。
プログラミングの勉強は少々難しいので、細かなポイントなどを詳しく説明している動画がおすすめです。
まとめ:動画編集とプログラミングの比較
動画編集は、初期費用が高くかかってしまう可能性がありますが、短期間で学ぶことができ、仕事に活かすことができますが、単発の仕事が多いため収入が不安定で先々を考えると不安なところもあります。
プログラミングは、初期費用がかからない代わりに勉強時間がかかってしまいますが、スキル次第では高収入を得られる可能性もあり、先々を考えても安定した収入が見込め職に困ることはないでしょう。
動画編集とプログラミングで悩んでいる際は、ぜひ参考にしてみてください。
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