「初心者が抑えておくと良い動画編集のコツを知りたい!」
「もっと動画をかっこよくするためのテクニックを知りたい」
「時間をかけずにおしゃれな動画を編集するコツを教えて欲しい」
と考えておられませんか?
この記事では、初心者が抑えておくと良い動画編集のコツや動画をカッコよく見せるテクニック、動画編集の時に陥りやすい罠などについて徹底解説します。
初心者が抑えておくと良い動画編集のコツとは?
動画編集は、カットやテロップ、BGMの挿入など本当にいろいろな作業が必要なので、始めたばかりの初心者は頭がいっぱいになることがあります。
動画編集の初心者は初心者は次の様に考えるでしょう。
動画編集初心者が抑えておくと良いコツは、以下の4つです。
- 動画のファイルを整理しておく
- 動画編集の型を作ってしまうこと
- 大きなカットから先に編集すること
- ナレーションははっきりと!
- テロップのパターンを決めておくこと
- BGMを効果的に取り入れる
次項では、動画編集のコツについて具体的に解説します。
動画のファイルを整理しておく
これは動画編集に限ったことではありませんが、作業をする前にきちんとファイルを整理しておくことは大切です。
動画編集に使う予定の素材を1つのファイルにまとめておくなら、作業はスムーズに効率よく進みます。
また、日頃から、パソコン内のファイルをきちんと整理する癖をつけましょう。
例えば次の様なファイルがあると役立ちます。
- テーマごとに動画をまとめておく
- 効果音など著作権フリーの音源を集めてファイルにしておく
- 悲しいテーマ、嬉しいテーマなどそれぞれのテーマに合わせた楽曲をまとめておく
日頃からきちんと整理しておくことで、いざ編集となった時にバタバタと素材を探し回る手間が省けるのです。
作業する時間より、素材を探し回る時間の方に時間がかかったということの内容にしましょう。
動画編集型を作ってしまうこと
動画編集をできるだけ複雑化させないためには、作業の型を作ってしまうことが大切です。
先ほども述べた様に、動画編集の1つのシーンには「カット」「テロップ入れ」「BGM」「エフェクト」など本当にたくさんの作業が伴います。
その作業を次のように、別々に行いしましょう。
- まずは全てのカットを終わらせる
- テロップを入れる
- BGMや効果音を入れる
- エフェクトを入れる
- 細かい調整をする
この様に作業をパターン化することで、無駄な作業が省け、効率的に編集を行うことできます。
また、大きな角度から動画を見ることができるので、全体的にバランスの取れた動画を作成することが可能となるでしょう。
長時間のカットから先に編集すること
カットでも長時間のカットと短時間のカットや画像に分かれます。
まずは長時間のカットから手をつけましょう。
長時間のカットは、無駄な部分が多く、削除できる場所がたくさんあるからです。
カットの作業では、動画の音声画面をチェックし、音が全く出ていない場所見つけたり、余計なものが映り込んでいる場所を見つけたりしましょう。
要らない場所は容赦無く削除(カット)してください。
余計な動画がなくなることで、動画にメリハリがつき、見飽きない動画を作ることが可能となるからです。
長時間のカットが終了したら、その後、短時間のカットに入りましょう。
ナレーションははっきりと!
ナレーション付きの動画にする場合は、ナレーションの声を大きくはっきりと発音しましょう。
例えば、次の動画はナレーションを必要とするパターンが多いです。
この場合、ナレーションの役割はかなりの大きな位置を閉めます。
ハキハキと聞きやすいナレーションだと、説明も聞きやすいので、視聴者にやる気を起こさせることができます。
見る人が
と感じる動画を作るためには、明るくはっきりとした声で、ナレーターをする努力が大切です。
ナレーションをいい間違えた時のテクニックとは?
ナレーターをしていて、ミスをすることもあります。
と思った時の、誤魔化しテクニックはテロップを利用することです。
ナレーションと同じテロップをつけることで、いい間違えをさりげなくカバーできます。
ただ、テロップでカバーするのはあくまでも一部のいい間違えや発音の悪さであって、ナレーション全てをテロップでカバーしようとするのは避けましょう。
テロップのパターンを決めておくこと
動画編集するテロップのパターンを、決めておきましょう!
テロップを挿入する時は、テロップの大きさ、文字フォントの種類、テロップの入り方や位置など、さまざまなことを考慮する必要があります。
1つのシーンごとに
と悩んでいてはキリがありませんし、動画に統一感が生まれません。
自分の作る動画のテロップのサイズや種類は全てパターン化するのか、作る動画ごとでパターン化するのかは、動画編集者が決めると良いでしょう。
動画を作る際のテロップはパターン化しておくことで、動画編集を効率よく行えます。
BGMを効果的に取り入れる
BGMを効果的に取り込むことも大切です。
選ぶBGMの種類によって、動画のイメージは全く変わってきます。
例えば次のような工夫ができます。
- クライマックスのシーンであえて無音にして視聴者に集中させる
- BGMのリズムと、動画の動作があうように編集してみる
動画のバックにBGMがついていたのに、いきなり無音になることで、逆に視聴者の注意を引くことができます。
その効果を利用して、クライマックスのシーンであえて無音にすると効果的です。
BGMのリズムと動画の動作を合わせるなら、より一体感のある動画を作れますので、視聴者も飽きずに楽しめるでしょう。
動画編集をよりかっこ良く見せるテクニックとは?
動画編集に少し慣れてきたら、今度はよりカッコよく見せるためのテクニックを身につけ、動画編集をステップアップしましょう。
より上達するためのテクニックは次の通りです。
- タイトルのデザインははっきりと!
- カットを上手に取り込みスピード感を出す
- エフェクトを効果的に使う
- テロップの位置やデザインを統一する
- ズームを上手に利用する
- 明るさを工夫する
- オープニングやエンディングをつける
次項では、動画編集をステップアップさせるためのテクニックを具体的に解説します。
タイトルのデザインははっきりと!
タイトルは、今からどんな動画が流されるのかを相手に伝えるための大切な文字です。
その文字をかっこよく、印象的なものにすることが大切となります。
あまりにもデザインにこだわりすぎて
タイトルの文字は大きすぎず、小さすぎず、背景とも識別化できるものであることが好ましいです。
また、背景の真ん中に表記されるなど、ちゃんと目立つ位置に表記されているかも確認した方がいいでしょう。
何より大切なこととして、表記間違えがないか必ずチェックしてください。
どんなにかっこよく表示されたタイトルでも、表記間違えをしていると間が抜けたものになりますので要注意です!
カットを上手に入れスピード感を出す
カットの入れ方は先ほども少し解説しましたが、基本的に動作が止まって動いていないところは容赦なくカットするのがコツです。
止まっている画像が動画の中に入っていると、動きにメリハリがない動画になってしまいます。
反対に、止まっている動画を削除することで、動作にメリハリがつき、テンポよく展開するので見飽きない動画が作れるのです。
長いカットをダラダラと流すより、短めの細切れのカットを上手に入れ込むことで、動画に流れが生まれます。
さらに、早送り動画などを上手に取り込み、メリハリをつけることで、よりスピード感のある見応えのある動画が出来上がるでしょう。
エフェクトを効果的に使う
エフェクトを効果的に使うと、動画のクオリティが一気に良くなります。
例えば、カットとカットの間にトランジョンを挟むとよいでしょう。
トランジョンとは、画像の移り変わりに変化をつける作業のことです。
「ページをめくる様にして次の画面に移行する動作」や「次の画面が飛んでやってくる様な動作」「転がりながらやってくる様な動作」など様々なものがあります。
特に、カットとカットの間が不自然な切り替えになっている部分でトランジョンを利用すると、自然な切り替えなるのでおすすめです。
ストーリーが大きく変わるシーンでトランジョンを利用するなら、視聴者側にも期待を抱かせる効果があります。
テロップを統一する
1つの動画で使用するテロップの位置やデザイン、サイズはできるだけ統一したものにしましょう。
テロップのサイズや位置、フォントの種類が変わると、視聴者側は落ち着いて動画を見にくいからです。
逆に同じ位置からテロップが出ていると、視聴者は無意識に、その位置に目をやり、動画を見ながら字を読む作業を並行できます。
ズームを上手に利用する
静止画をスライドショーの様にして動画編集する場合、ズームを上手に利用するのがおすすめです。
例えば、りんごを食べている画像をアップする場合、最終的にりんごや顔がアップになる様な動画にするなら、動きがあり、見応えのある動画を作成できます。
明るさを工夫する
動画の明るさは、視聴者側のテンションのアップダウンに直接関係します。
明るい画像だと、楽しく明るい気分になり、暗い画像だと、悲しい気分になるのです。
この色彩関係を利用し、暗いシーンでは少しトーンを落とした暗い画像を、明るいシーンでは、より明るい色調のものにすると、視聴者はより動画を楽しめるでしょう。
オープニングやエンディングをつける
動画にオープニングやエンディングをつけるなら、よりクオリティの良い動画を作ることが可能です。
動画編集ソフトには、オープニングやエンディングのテンプレートがついているものもありますので、それらを利用して作るのもいいでしょう。
動画編集で陥りやすい罠とは?
動画編集に慣れてきたら、よりカッコいい編集にしようとしていろいろしすぎるあまり、ついやり過ぎてしまうことがあります。
その結果ゴチャゴチャして、見にくい動画になってしまうのです。
料理でも「素材の味を大切にした料理」がもてはやされていますが、動画編集でも、元々の動画を上手に生かしながら編集することで、動画の良さが一気に引き立ちます。
特に、動画編集で陥りやすい罠は次の3つです。
次項では、それぞれの罠や注意点について、具体的に説明します。
エフェクトを使いすぎる
エフェクトを効果的に使うことで、クオリティの良い動画ができるのは事実ですが、使いすぎると、ゴチャゴチャして、まとまりのない動画になります。
例えば全てのカットとカットの間にトランジョンを入れるなら、落ち着きのない動画となってしまうでしょう。
逆に、トランジョンを「不自然なカットの切り替え部分のみ使用する」「シーンの切り替えの時に使用する」とするなら、メリハリのある動画ができます。
同様に、光効果といった他のエフェクトも「ここ!」というポイントで上手に使うと、より効果的な動画編集ができるのです。
明るさを調整しすぎる
明るさを調整しすぎると、まとまりのない動画になるだけでなく、目が疲れます。
画面の明るさを調整する時は、特に視聴者に注目してもらいたい場所のみにどどめておきましょう。
また、あまりにも極端に調節し過ぎないようにも注意してください。
テロップにこだわりすぎる
テロップにこだわりすぎると、統一感のない動画となります。
テロップは動画の良さを引き立たせるための「引き立て役」であり、「主役」ではありません。
あくまでも、動画が「主役」です。
そのためテロップに統一感を持たせ、あまりゴチャゴチャし過ぎない様に注意しましょう。
YouTubeなどのSNSにアップする動画編集のコツとは?
YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSにアップする目的で動画編集をしている人は、動画編集の際に2つのポイントを抑えましょう。
抑えたほうがいいポイントとは次の通りです。
お決まりのフレーズ&BGMを使う
お決まりのフレーズやBGMを使うことを徹底しましょう!
自分のお気に入りのYouTube番組を思い出してください。
お決まりのフレーズで始まることが多いのではないでしょうか?
などのお決まりのフレーズやトーンは、そのうち耳に残ってきます。
同じ様に、使うBGMを統一させるなら、自分のYouTube番組としてのブランド化を図ることができるでしょう。
お決まりのBGMや、フレーズを使うことで、違う番組を見ていても「同じ製作者の動画だ」と認識してもらえやすくなりますし、チャンネル登録をしてもらえる可能性もあります。
初めの10秒が勝負!
YouTubeなどの動画は「初めの10秒が勝負!」と言われています。
はじめに「面白そうだな〜」と思わせることが大切なのです。
はじめにインパクトのある動画を持ってきたり、初めの編集をより丁寧に行うなどの対策をして、動画を見てくれる人の印象をよくしましょう。
動画編集を良く見せる効果的なビデオの撮り方とは?
クオリティの良い動画編集をするためにはそもそも、良い動画を撮ることが大切です。
スマホで撮るにしても、カメラで撮るにしても、できるだけ良い素材をたくさん撮り、質の良い動画を作成しましょう。
効果的な動画の撮り方のコツは次の通りです。
- ブレない
- 細かいカットをたくさん撮る
- ズームは使わない
ブレない
ブレない動画を撮りましょう。
ブレまくりの動画は編集後も間の抜けたイメージになってしまうからです。
手だとどうしてもブレてしまうので、三脚などを用意し、カメラが固定されている状態で、撮影することをお勧めします。
細かいカットをたくさん撮る
長いカットを撮るのではなく、細かいカットをたくさん撮ることも効果的な方法です。
具体的には、1カット10秒を目安にいくつも撮りましょう!
長いカットだと、後で削除しなければならない箇所も多く、編集に時間がかかりますが、10秒カットをつなげる形で動画編集を行うと、効率的に編集でき無駄も省けます。
たくさんカットがあることで、編集幅も広くなりますのでより、面白い動画を作成することが可能となるでしょう。
ズームは使わない
スマホでもカメラでも、動画編集に使う動画や画質は、ズームを使わないでください!
ズーム撮影した素材は、動画編集ソフトに取り込んだ際に、画像が荒くなります。
動画編集でズーム編集をしたいのなら、ソフトに素材を取り込み、ソフト内でズーム編集をするようにしましょう。
まとめ
初心者が動画編集をする際に気をつけると良いコツは、次の通りです。
- 動画編集をパターン化すること
- 大きなカットから先に編集すること
- テロップのパターンを決めておくこと
- BGMを効果的に取り入れる
動画編集に慣れてきた頃にさらにステップアップするコツは、次の通りです。
- カットを上手に入れる
- エフェクトを効果的に使う
- テロップの位置やデザインを統一する
- ズームを上手に利用する
- 明るさを工夫する
- オープニングやエンディングをつける
動画編集の際に気をつけたい、陥りやすい罠は次の通りです。
- エフェクトを使いすぎる
- 明るさを調節しすぎる
- テロップにこだわりすぎる
動画編集ソフトの機能を使いこなし、有効活用することで、よりクオリティの高い動画を作れますが、機能を使いすぎると逆効果です。
いきなり全てのことをマスターするのは不可能ですので、少しずつ、ステップアップしていくことが大切です。
自分のお気に入りの動画製作者の動画をよく観察し、どうしてその動画が好きなのか分析することもできます。
そして、視聴者が見飽きない、楽しくてメリハリのある動画を作成するために少しずつレベルアップしましょう。
コメント