「動画編集をしたいけど、わざわざソフトをダウンロードするのはちょっと…」
「オンライン上でも可能な動画編集サイトを知りたい」
「動画編集をサイトで行う場合のメリットとデメリットを知りたい」
と考えておられませんか?
この記事では、オンライン上でも使用可能な動画編集サイトの紹介や、オンライン上で動画編集サイトを使うメリット、デメリットについて紹介します。
オンライン上で動画編集ができる初心者向けサイト
オンライン上でも作業が可能な動画編集サイトの中でも、初心者向けのソフトは次の通りです。
- kizoa
- WeVideo
- Online Video Cutter
- VYOND
次項では、それぞれのサイトの特長や、おすすめのポイントについて具体的に解説します。
kizoa
kizoa(キソア)はオンライン上で動画編集が使用可能なサイトです。
たくさんの種類のテンプレートが予め用意されているので、簡単におしゃれなスライドショーを作成できます。
初心者でも簡単に作れるので、結婚式や卒業式など、思い出の写真のスライドショー動画を作成したい時などに、おすすめです。
テンプレートだけでなく、素材に特殊加工を施すなどのカスタマイズを施したり、アニメーション作成したりできるので、初心者だけでなく、幅広い人が満足できます。
無料プランから有料プランまであるので、自分の用途に合わせて使用しましょう。
kizoaの基本情報はこちらです
対応言語:日本語
料金:無料、¥3,980、¥6,480、¥12,980、¥39,980
無料プランで行える作業内容:1分間の動画作成が可能。1GBまで動画保存が可能。動画をSNSでシェアできる。動画の解明度はHD 720pまで。
サイトの特徴:テンプレートが豊富で初心者でも簡単にスライドショーができる。素材を好きにカスタマイズできるので、動画編集の自由度が高い。
WeVideo
WeVideoはGoogleと提携していて、世界でも信用性の高いサイトです。
動画のカットやBGMの挿入、テロップの挿入など、動画編集に必要な機能は無料プランでも行えます。
Google Chromeからサイトへ行くことが求められますが、作成した動画は直接Googleドライブへ保存できるなど、Googleならではのメリットもあります。
日本語は対応してなく、英語のみの対応ですが、基本的な操作ができるのであれば、問題なく使えるでしょう。
WeVideoの基本情報はこちらです
対応言語:英語
料金:Free「$0」、Power プラン「$4.99/月額」、Unlimitedプラン「$7.99/月額」、Professional プラン「$17.99/月額」、Business プラン「$29.99/月額」
無料でできる内容:月に5分の動画が公開可能。クラウドのストレージ容量1GBまで。動画の解像度は480pまで。
サイトの特徴:Googleと提携しているため信用性が高いサイト。Google Chromeからサイトへ行って使用する必要がある。Googleドライブへ直接保存できる。無料プランでも基本的動作は可能。
Online Video Cutter
Online Video Cutterは、シンプルな機能で、初心者でも簡単に動画を作成できるサイトです。
カットやトリミング、回転という動画編集に必要な、簡単な動作が可能なので、動画編集ソフトを扱ったことがない人でも比較的安心して作業できます。
次の様な人にぴったりなサイトです。
Online Video Cutterの基本情報はこちらです
言語:日本語対応
料金:無料
サイトの特徴:カット、トリミング、回転と言ったシンプルな動作が可能。とにかく簡単に動画編集をしたい人や軽いサイトを探している人に向いている。
VYOND
VYONDは、アニメーションに特化した動画編集サイトとなっています。
初心者でも動画編集が可能なテンプレートが備えられているので、比較的簡単にアニメーションを作成できるのです。
14日間の無料体験プランを体験した後、有料プランに移行します。
個人で動画を作った楽しむだけでなく、ビジネス向けのアニメ制作も可能なので、次のような方におすすめです。
VYONDの基本情報はこちらです
言語:英語のみ
料金:ユーザー$299、プレミアムプラン$649、プロフェッショナルプラン$999/年(14日間試用あり)
特徴:テンプレートもあるので、比較的簡単にアニメーションの制作ができる。
オンライン上でプロ向けの動画編集ができるサイト
動画編集作業に慣れている人や、プロ並みのクオリティの良い動画作成がしたい人におすすめのサイトは次の2つです。
- Renderforest
- Clipchamp Create
事項では、それぞれのサイトの特長や、おすすめのポイントについて具体的に説明します。
Renderforest
Renderforestは初心者でもプロでも作業できる動画編集ソフトです。
特に無料プランの動作はとても簡単なので、初心者でも簡単に扱え、プロ並みのクオリティの動画を作成することが可能となります。
有料プランになると、動画作成だけでなく、ロゴやホームページのロゴも作成可能となり、バラエティが広がかります。
初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて使用できるのがメリットです。
Renderforestの基本情報は以下の通りです
対応言語:日本語対応
料金:無料プラン「¥0」、Amateurプラン「¥999/月額」、Proプラン「¥2,499/月額」、Popularプラン 「¥3,999/月額」、Agencyプラン「¥4,999/月額」
無料プランでできる内容:制限時間3分の動画作成が可能。音楽トラックの使用制限あり。動画解像度360pまで
サイトの特長:クオリティの良いプロ並みの動画作成が可能。初心者から上級者まで使用可能。
Clipchamp Create
Clipchampはオンライン上で本格的な動画編集ができるので、多くの国で多数のユーザーを持つ人気サイトです。
例えばサイトないでは、動画に必要なカット、トリミング、速度制限、クロッピング、BGM、回転、テロップ追加などの動作が可能となります。
基本的な動画編集に必要な動作が行えるだけでなく、170種類以上のテンプレートも備えているので、初心者から上級者まで多くの人が動画編集作業を行えるのがメリットです。
個人的に動画作成したい人だけでなく、企業のプレゼンテーション用の動画を作成したい人にも向いているサイトと言えるでしょう。
Clipchampの基本情報はこちらです
対応言語:日本語可能
料金:Basicプラン「無料」、Creatorプラン「$9/月額」、Businessプラン「$19/月額」、Business Platinum「$39/月額」
無料プランでできる作業:エクスポートは無制限で可能。解像度は480pまで。
サイトの特長:オンライン上で、本格的な動画編集が可能。無料だとロゴが入るが有料だとロゴを消せる。
オンライン上で動画編集をするメリットとは?
オンライン上で、動画編集の作業を行うメリットは次の通りです。
次項では上記のメリットについて、具体的に説明します。
比較的シンプルな機能のサイトが多い
オンライン上のサイトは、比較的シンプルで簡単に作業できる機能を持ったサイトが多いのが特長です。
難しい作業が少ないので、動画編集に詳しくない人でも、パソコンの扱い方がわかるのであれば、何となく作業できるのです。
そのため、次のような場合でも、簡単に動画編集できるメリットがあります。
この様に、シンプルな作業で動画編集できるのがオンライン上で作業するメリットと言えます。
スペックが低いパソコンでも作業できる
オンライン上で作業することで、パソコンにかかる負担が少ないので、スペックが低いパソコンでも作業できるメリットがあります。
動画編集作業は、パソコンに負担がかかるとても特に重たい作業です。
そのため、動画編集のソフトを使うために、それなりのスペック(パソコンの能力)を持ったパソコンで作業をする必要があります。
反対に、オンラインのソフトは、動画編集作業をオンライン上で行うので、パソコンのスペックが低い場合でも作業ができるのです。
パソコンスペックについては、次の記事を参考にされてください。
パソコンのハードディスクの容量が十分でなくても心配ない
オンライン上で動画編集をする場合「パソコン容量が十分でなくても心配ない」という利点もあります。
パソコンのソフトで動画編集の作業をする場合、編集した動画はパソコンのハードディスクに保存されますので、パソコンのハードディスクに余裕があるのが好ましいです。
オンライン上で作成した動画編集の保存先は、クラウド上となりますので、パソコンに容量がなくても外付けハードディスクを用意するなどの心配はありません。
その代わり、保存先のクラウドに余裕がある様にしておく必要があるでしょう。
外付けハードディスクについて詳細を知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。
オンライン上で動画編集をするデメリットとは?
もちろんオンライン上で動画編集をすることには、デメリットもあります。
オンライン上のサイトで動画編集するデメリットは以下の通りです。
次項では上記について具体的に説明します。
インターネット環境が整っている必要がある
オンライン上で作業を行うのですから、ネット環境が整っている必要があります。
オンライン環境で作業するためには、具体的には以下の条件が必要です。
- 作業中はずっとオンラインでいる
- できれば無制限のインターネット環境が望ましい
編集作業から、動画の取り込み、保存と言った作業に至るまで全てオンライン環境で作業することが求められるのです。
そのため、ネット環境にある場所で、作業をする必要があります。
作業中はかなりのインターネット容量を必要とすることも忘れないでください(どれくらいの容量を必要とするかは、動画編集サイトの種類、編集時間などによって異なります)。
そのため、無制限のインターネットを使用していることが望ましいです。
例えば、ポケットWi-Fiを利用している人の中には1ヶ月で10GB、1日で3GBなど、ネット容量に縛りがあることがあります。
制限があるネットを使っている場合、オンライン上で動画編集をするのは向かないでしょう。
プロ並みのクオリティの高い動画を作成するのは不向きなことがある
プロ並みの高性能の画像を作りたい場合や、細かい調整を自分で行いたい場合はオンラインのサイトでは対応していないこともあります。
先ほど、紹介したオンライン上でできる動画編集サイトのほとんどは初心者向きで、シンプルな作業が可能のソフトでした。
本格的にプロ並みの動画を作りたい場合は、高性能のソフトをダウンロードして作業した方がいいでしょう。
高性能のソフトの紹介については、以下の記事を参考にされてください。
まとめ
オンライン上で動画編集の作業をするメリットは、以下の通りです。
- 比較的シンプルな機能のサイトが多い
- スペックが低いパソコンでも作業できる
- パソコンの容量に余裕がなくても心配ない
オンライン上で動画編集を行うデメリットは以下の通りです。
- インターネット環境が整っている必要がある
- プロ並みのクオリティの高い作成するのは不向きなことがある
もちろんオンライン上で動画編集を行うことに利点、欠点はありますので、それぞれを考慮して、自分にあった方法で作業してください。
ネット環境が整っていて、動画編集の初心者であるなら、動画編集作業に慣れるという、トレーニングの意味も兼ねて、オンラインのサイトを使用することはおすすめです。
サイトにはかっこいいテンプレートなどもあるので、それらを上手く利用し、簡単に、おしゃれな動画を作成できます。
気軽にパパッと、動画編集作業を楽しめるでしょう。
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