こんにちは、あおいです。
「動画編集で独立することは本当に可能なの?」
「動画編集を副業から本業にステップアップしたい」
「動画編集で独立した場合、正直どのくらい稼げるの?」
この記事をご覧の方であればこのような悩みを持たれている方が多いのではないでしょうか。
こちらでは独立が現実的なのか、またそのために何が必要なのかを丁寧に解説していきます。
ポイント① 動画編集で独立することは可能か
まず結論から申し上げると、動画編集で独立することは可能です。
副業として動画編集のスキルを身につけ、その後フリーランスとして活躍している方は実際に多くいらっしゃいます。
では動画編集を本業としたときに、どの程度の作業で生計を立てることができるのかを解説していきます。
動画編集で独立するための作業量
動画編集で独立することを考える際、月に20万円を稼ぎ出すことを最低ラインとして考えていきましょう。
編集する動画の長さにもよりますが、編集作業の単価は一般的に3,000円~6000円と言われています。
1本の動画を編集するのに3時間かかるとすると1日当たり3本の動画編集が可能となります。
1日3本×20日(週5日×4週)とすると、
単純な計算で月60本の動画を編集することになりますから、
60本×3,000円=180,000円の収益を上げることができるでしょう。
もし1本あたりの単価が6000円なら、その倍の36万円になります。
副業である程度収益を上げている方であれば1本あたりの単価も上がっているでしょうから、月20万円を稼ぐことは可能であると言えます。
当然単価を上げたり、作業スピードを上げたりすることができれば収益は増やすことは十分に可能です。
そして、M・Eアカデミーでは、もっと単価の高い案件を取る方法についてもレクチャーしています。
一本で1万、2万、5万、10万、15万・・・
といったものです。
アフターエフェクトのスキルを身につけたりすると、こういった金額をもらえたりするので、ここまで目指したいという感じです。
副業でも月に10万、20万・・・と狙っていくことができますし、フリーランスとなってバリバリ活動すれば、月50万以上狙うことも十分に可能です。
M・Eアカデミーではこの部分までしっかり指導していますので、ご安心ください。
ポイント② 仕事はどこから見つけてくるのか
どれだけ編集スキルがあっても仕事がなければ収益を上げることはできません。
仕事を見つける方法を5点紹介しますので参考にしてみてください。
クラウドソーシングのサイトを活用する
動画編集で収益を上げる際、最もポピュラーな方法が「クラウドソーシングサービスの活用」です。
クラウドソーシングとは仕事を依頼したい個人や企業(クライアント)からネット上で仕事を受注することができるマッチングサイトのことです。
有名なサイトでは「CroudWorks」や「ランサーズ」「Bizseek」などがあります。
特に「CroudWorks」や「ランサーズ」は利用者や案件の数が多く、クラウドソーシングサービスの2TOPとなっています。
副業としてすでに活用されている方も多いでしょうから、単純に作業量を増やすと思えばイメージしやすいのではないでしょうか。
動画投稿者に直接営業をかける
SNSを活用して動画編集者に直接営業をかけるという方法もあります。
主な対象はYouTuberとなりますから、動画のコメント欄からコミュニケーションを取る方法もあります。
その際いきなりコメント欄やSNSで連絡を取るのではなく、動画を視聴してコメントを残し、関係性を構築したうえで営業をかけたほうが効果的です。
営業をかけるのであれば、自分が動画編集を請け負うメリットを的確に伝える必要があります。
その投稿者の編集の癖や拘りをどれだけ理解しているか、どれだけのクオリティで編集できるか、などを示す必要がありますから、ポートフォリオとして編集した動画を提示するのが効果的でしょう。
自身のスキルを出品する
クラウドソーシングと類似しますが、自身のスキルや時間を”出品する”という手法もあります。
「ココナラ」や「タイムチケット」などが有名ですが、クラウドソーシングとは違って自身のスキルを商品として出品する形になりますから、より能動的な形になります。
評価を高めていけば自分から売り込むことなく仕事を受注できることが利点と言えるでしょう。
動画制作会社の下請け業務を請け負う
クラウドソーシングサイトを介さずに直接企業の下請けとして活動する方法もあります。
動画に関わる市場はこの先も拡大することが予想されています。
動画の編集者は慢性的に足りていないような状態ですから、何社か営業をかければ仕事を受注することができるでしょう。
制作会社の下請けとして活動することのメリットとしては、直接の契約となりますから安定的に収入を得ることができるということが挙げられるでしょう。
自身で編集した動画を投稿する
こちらは少しおまけとしての要素になりますが、自身が動画配信者となって動画投稿によって収益を上げる方法が考えられます。
自身の得意な分野で人気の出そうなコンテンツの動画を作成して投稿するのも良いですし、動画編集スキルのノウハウについての動画を作成して投稿するのも良いでしょう。
ただこちらの方法は収益を上げるまでに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
ポイント③ 動画編集で独立する上での今後の不安材料は?
動画編集で独立するための方法としてお話してきましたが、ここで注意しておきたい点についても記載をしておきます。
総じて言えるのは「始めるなら早い方が良い」ということです。
動画編集者は今後増えてくる
動画市場は5Gの普及などと相まって今後さらに成長していくことが予想されています。
動画投稿者が増加すれば動画編集者への需要も増えますから、安定して収益を出していくことが可能なようにも思えてしまいます。
しかし、編集者が増えるということはそれだけ高いスキルを持った人が増えるということです。
当然ですが、高単価な案件は高いスキルを持った人やすでに実績のある人に集まっていきますから、後から参入する人ほど低単価な案件しか残っていないといったことが起こり得ます。
AIによる自動化が進む
動画編集の基本は「無言の時間のカット」と「テロップの挿入」です。
練習すれば誰にでもできる簡単な作業ではありますが、逆に言えばAIの普及により自動化も容易にできると言えます。
まだ精度は高くありませんが、自動の字幕作成くらいはしてくれますから、
今後技術が上がっていくのは確実でしょう。
後述しますがこれから先の動画編集者に求められるのは、AIでは対応しきれない細かなニュアンスをクライアントのイメージに合わせて反映させていく技術になります。
ポイント④ 仕事を勝ち取るために差をつける
独立した後の仕事は基本的に自分から取りに行かなければなりません。
同業者がいる中でクライアントから選ばれるためには、自分に仕事を任せるメリットが語れなければなりません。
では、動画編集において他の編集者と差別化を図るためのポイントを解説していきます。
高いレベルの編集技術を身に着ける
他社との差別化を考える際、真っ先に思い浮かぶのは「編集のスキル」でしょう。
では、ここで求められる「編集のスキル」とは何を指すのでしょうか。
動画編集の基本は「カット」「テロップ」「効果音」です。正直これだけであれば無料アプリでも十分に対応が可能でしょう。
言わば”誰でもできる”スキルになります。
そこに加え「アニメーション」「色彩の効果」「CG」などを駆使できるようになれば、かなりの差をつけることができます。
顧客のニーズに合った編集を意識する
動画編集の作業をする上で、クライアントの意図を読み取り動画に反映させるのは非常に重要な要素になります。
例えばYouTuberの動画編集をする際、今までそのYouTuberが動画においてどのような拘りを持って編集しているのか、そのYouTuberの癖はどんなところなのかを読み取り動画に反映させることが求められます。
自ら営業をかけていくわけですから、過去の動画から意図をくみ取り
「こんな拘りがありますよね。自分なら同じように編集ができます」などとアピールできれば採用されやすいでしょう。
作業スピードを高める
先述した通り、動画編集による収益は「単価」と「本数」で決定します。
高い単価で編集する動画の本数が増えれば、それだけ収益を上げることができます。
むしろそれ以外で収益を上げる方法は基本的に無いと言って良いでしょう。
単価を上げるためには「編集スキル」、本数を増やすためには「編集スピード」をそれぞれ高めていく必要がありますから、1本あたりにかける時間を少なくするというのはとても重要になります。
スキルもスピードも”練習あるのみ”です。能力は編集した動画の本数に比例すると言えます。
おまけ 動画編集で独立する際の豆知識
動画編集者の平均年収は?
映像編集者の平均年収は企業に正社員として所属した場合で「420万円」となっています。
2019年の日本の平均年収が「408万円」ですから、そこまで大きな差は無いようです。
これはあくまで正社員として所属した場合なので、フリーランスとして独立した場合の目安・目標として考えるのが良いでしょう。
おすすめの動画編集ソフトは?
動画編集をする上でソフトは必要不可欠です。
無料ソフトから有料ソフトまで幅広く存在していますが、動画編集を生業としていくのであればそのためのツールにはある程度のコストをかける必要があります。
動画編集者に人気のソフトとしては
・Adobe Premiere Pro(Windows/Mac)
・Final Cut Pro(Mac)
上記の2点が人気です。
どちらも有料版になり値段も高価ですが、実際にプロが使用しているソフトになりますのでコストをかけるだけの価値はあるでしょう。
どこでスキルを学ぶか
スキルの学び方は大きく2種類が考えられます。
・独学で学ぶ
多くのYouTuberはここからスタートしています。人気のYouTuberこそ編集は独学のようです。
過去数年前の動画と現在の動画を見比べると、確実にスキルが向上しているのがわかります。
人気のYouTuberほど「毎日投稿」などで数をこなしていますから、練習次第でいくらでもスキルを上げることが可能です。
・オンライン学習で学ぶ
「Udemy」や「Tech Academy」などのオンライン学習サイトで体系的に学ぶ方法です。
費用は掛かってしまいますが、専門家から本格的に学ぶことができる点が大きな魅力と言えます。
オンラインだけでなく対面でのサポートをしてくれるサイトもありますので、確保可能な時間や費用から検討しましょう。
ただ、インプットが基本になりますので同時に自らアウトプットの機会を創出して練習する必要があります。
ちなみにM・Eアカデミーでは無料で講義をしていますので、ぜひ興味のある方はLINE登録してみてください!

まとめ
ここまで動画編集で独立する方法についてまとめました。
ここから動画市場は拡大していくことが予想されているため、動画編集者の需要は高まっていくでしょう。
ですが、その中で仕事を勝ち取るためには高いスキルが求められます。
早い段階で動画編集に参入し地位を確保することができると、それが今後の大きなアドバンテージになります。
この記事をお読みいただいた方が動画編集で独立するうえで何か一つでも参考になれば幸いです。
コメント