「動画編集の案件に応募してるけど、なかなか仕事が取れない…」
「もっと稼ぎたいけれど、なにかいい方法はないかな?」
「収入が伸びなくなってきた。どうすればもっと稼げるんだろう」
この記事を読まれているあなたはこんなふうに思われているかもしれません。
そこで今回は、動画編集の営業方法や案件獲得率を上げるためにやるべきこと、収益を安定させる方法や伸ばす方法について、徹底解説いたしました。
ぜひ参考にしてみてください。
動画編集の営業方法は4種類
動画編集の仕事を獲得するための方法は4種類です。
一つ一つ解説しますので、自分にあう方法で営業してみてください。
クラウドソーシングで営業する
動画編集の仕事を始めたばかりで、実績がない方はクラウドソーシングサービスで営業するのがおすすめです。
クラウドソーシングサービスで動画編集をするさいのおすすめは、大きく分けて3つあります。
SNS・ブログで営業する
動画編集の経験を積んで、ポートフィリオが充実したら今度はYouTuberや企業に直接営業しましょう。
おすすめはTwitterやブログです。
Twitterは情報収集のツールとして優秀です。
動画編集者を見かけたらすぐフォローしておきましょう。
ノウハウや役立つ方法が手に入ります。
営業をする場合は好きなYouTuberや、「ここを直したら、もっと良い動画になるんじゃないかな?」と思ったYouTuberをリストアップしておきましょう。
YouTuberの中には、Twitterで動画編集者を募集する方もいます。
情報をいち早くキャッチすることで、案件獲得にも繋がりますよ。
また、なぜ「ここを直したら、もっといい動画になるんじゃないか」と思うYouTuberをリストにするのかというと、営業に役立つからです。
営業で一番大切なことは、「自分が」「相手に」「どんな価値を提供できるのか」です。
ブログ
ブログは情報発信と思考の整理ができるほか、仕事受注の窓口にもなります。
あなたが持つ知識やノウハウの集大成としても機能するので、時間を見つけて情報を発信しましょう。
おすすめは、動画編集初心者に向けた動画編集のノウハウや、YouTuberや企業向けに、経験をもとに積み上げたマーケティングノウハウの発信です。
特にマーケティングノウハウは案件獲得に良い影響を与えてくれます。
ブログを使って営業する場合は、プロフィールやポートフォリオを掲載して、仕事の募集ページやお問い合わせページを作っておきましょう。
ブログの更新は大変に感じるかもしれません。ですがしっかり書くことで、他の動画編集者と差別化できます。
根気強く、継続しましょう!
ビジネスイベントで直接営業する
ネット企業やYouTuberの方はネットで完結する仕事のやり方に慣れていますが、一般的な企業の方は慣れていません。
そのため、クラウドソーシングやSNSを使って仕事を発注する企業が少ないです。
そんな人たちが集まるのがビジネスイベントです。
個人事業主や経営者などが集まるビジネスイベントは、ネットでは会えない人たちに直接営業するチャンスです。
サンプルとしてまずは一本受注し、良い作品を提供しましょう。
そこから商品紹介やイベント案内、求人、YouTubeチャンネル運用の受注につながります。
なにより実際にあって、話をした方がお互いの性格や仕事に対する姿勢、情熱が伝わります。
熱い気持ちを伝えて、ネットに出回らないお宝案件を発掘しちゃいましょう。
求人サイトを利用する
クラウドソーシングで経験を積んで、企業に直接営業をしてみたい方は求人サイトを利用してみるといいでしょう。
おすすめはIndeedです
良い案件が多く、企業からの仕事なので採用されれば大きく稼げます。
条件に合うものを見つけたら、どんどん応募しましょう!
他におすすめのものは、動画制作会社や広告代理店への営業です。
この2つは、動画編集を依頼したい企業の案件を持っている場合があります。
こういった企業に営業することで、普通に求人サイトで営業するよりも少ない作業量で、案件を継続的に獲得できます。
おすすめのサイトはWantedlyです。
「地域名 動画編集 業務委託」で検索すると、動画制作会社や広告代理店の求人が出てきます。
案件獲得率が上がる営業法
「もっと良い案件を獲得したいんだけど、なかなか採用されない」と悩んでいる方、もしかすると下記で紹介することができていないかもしれません。
案件の獲得率が上がる方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。
ポートフォリオを用意する
ポートフォリオは、あなたがどんな動画編集ができるのかが一目でわかる作品集です。
相手が見やすいように、YouTubeに自分で撮った動画をアップして、再生リストに整理しておきましょう。
名刺代わりのサイトを作って、制作実績をきれいにまとめてのも見てもらいやすいです。
改善点を提案する
営業の肝と言えるポイントです。
注意!営業文に入れてはいけないNGワード
案件獲得時の提案文や、直接メッセージする営業文に入れると不採用になるNGワードがあります。
そのワードは以下の3つです。
動画編集時間を減らして時給を上げる
動画編集に慣れてきて「もっと稼ぎたい!」という場合は、まず1時間当たりの単価を上げましょう。
作業の効率化です。
いくつか動画編集時間を短縮する方法を上げるので、ぜひ参考にしてください。
動画編集スキルをアップする
編集時間を減らすには、なによりもスキルアップが必要です。
Twitterなどで編集スピードを上げるノウハウを常に集めましょう。
編集スピードを上げる方法には、次の4点があります。
より高スペックのパソコンを使う
動画編集は、ライティングなどの作業と比べるとパソコンにある程度のスペックが必要です。
スペックが低いと編集中にフリーズしたり、保存しないままソフトが落ちてデータが消えてしまったり、とストレスがかかります。
なにより時間のムダです。
パソコンのスペックを良いものに変えることで、そういったストレスがなくなり、快適に動画編集ができるようになります。
スペックが上がると動作が早くなり、動画編集のスピードも上がるでしょう。
ハイスペックなパソコンは、良い仕事をするうえで必要です。
投資として良い選択と言えます。
クライアントの要望通りに動画編集する
時間短縮には、クライアントの要望と完成動画の間のギャップを小さくすることも大切です。
完成した動画を納品すると、「イメージと違うので直してほしい」と言われてしまうことがよくあります。
修正にかかる時間は、そのまま時給に悪い影響を与えます。
修正を少なくするコツは、制作前に打ち合わせをしっかりすることです。
しかしクライアントもイメージのすべてを言葉にするのは難しい場合もありますし、そもそも完成イメージがないということもあります。
なのでこちらで言語化されない部分を、できるだけ補いましょう。
制作する前に次の2点を抑えましょう。
動画編集でもっと稼ぐ!単価をあげる方法
動画編集に慣れて効率アップもできたら、今度は単価アップを狙いましょう。
単価アップの方法は大きく分けて次の3つです。
- 相性のいいクライアントを見つける
- 高度な編集や緊急案件に対応する
- 付加価値をつける
相性のいいクライアントを見つける
動画編集でどれだけの収入が得られるかは、クライアントで決まると言ってもいいでしょう。
単価が高く、信頼できるクライアントを発見したらまずは、継続案件の獲得を目指します。
クライアントとしても、一から説明したり教育したりするのはコストがかかります。
そのため動画編集者をひんぱんに変えたくありません。
そのため、クライアントにとって良いものが提供できれば、継続案件につながります。
収益を安定させるなら、5〜10社のクライアントを抱えましょう。
1社のみから仕事を請け負っていると、クライアントの業績が下がった場合や経営方針が変わった場合、いきなり動画の依頼がなくなることがよくあります。
しかし5〜10社ほどのクライアントを抱えていれば、たとえ1社のクライアントを失っても仕事は途切れません。
リスク分散は、ビジネスをするうえで非常に重要な考え方です。
常に良いクライアントを5〜10社抱えられるように営業しましょう。
安定してきたら、より良いクライアントを見つけるための営業を続けるとより稼げるようになります。
または、抱えている5〜10社のうち一番単価が低い、または条件がよくないクライアントに、改善を提案してみましょう。
もし、クライアントがあなたの仕事に満足しているなら受け入れてくれます。
しかし、条件の改善を受け入れてくれない場合は、そのクライアントからの仕事を減らしたり、契約を終了することも検討しましょう。
これを繰り返すことで、クライアントの質が良くなり、単価も上がっていきます。
高度な編集や緊急案件に対応する
クライアントがお金をたくさん払ってでもお願いしたい案件を、クリアできると今よりもグッと単価が上がります。
単価が上がる案件ですが、以下の2種類が挙げられます。
付加価値をつける
単価を上げるなら、動画編集の作業に加えてWebマーケティングのサービスなども付け加えましょう。
クライアントの満足度が上がり、長期の契約にもつながります。
クライアントが動画編集の作業を依頼するとき、なんらかの目的があります。
動画編集の目的は主に下記の5点です。
- 認知度アップ
- 集客
- 商品の紹介・販売
- 情報提供
- 求人
これらの目的に合わせて、提案するサービスも変えましょう。
動画編集を依頼するクライアントの中には、自社でWebマーケティングについて詳しい人材を確保できないという企業が多くあります。
そもそもITについてわかる人がいない、ということも。
Webマーケティングについて精通していれば、こういったクライアントのニーズを満たせます。
ただしこのようなクライアントの場合、ブログやSNSをやっていないためネットだけでは見つけることができません。
イベントやリアルなつながりが必要です。
しかし、このような企業はネット上に出ていないため、ライバルも少ない傾向にあります。
業界全体でネット対応が遅れている場合は、チャンスです。
そういった業界はサイト1つ作るだけで喜ばれるため、費用対効果が高いです。
そのうえ、こういった業界は横のつながりが強いため、成果を出せば新しいクライアントをどんどん紹介してくれます。
さらに売上を伸ばすコツ
さらに打ち上げを伸ばすなら、動画編集スキル以外の部分を鍛えましょう。
重要なのは発信力です。
発信力を上げる
Twitterは情報収集意外にも使えるツールです。
時給労働から不労収入へ移していく
売上を今よりもアップさせたいなら、時給労働から不労収入へと徐々に移行しましょう。
なぜ不労収入が大切なのか、それは時給労働には得られる収入に限界があるからです。
時給労働で得られるお金の方程式は、
です。
特に副業の場合は、作業できる時間が限られます。
スキルアップしていくら時短できたとしても、いつかは単価と時間、両方が頭打ちになるときがきます。
時間も単価も頭打ちになったら、時給労働は安定させたまま、不労収入を作るための時間を増やしましょう。
不労収入を作るための手段は以下の3点です。
売上の限界を突破する!動画編集のビジネス化
売上の限界を突破するなら、動画編集のビジネス化は避けて通れない道です。
動画編集を絡めたビジネスにはどんなものがあるのか、そして稼ぐコツや継続のポイントは何か、ご紹介します!
動画編集のインフルエンサー
インフルエンサーとは、ある層に影響を与える発信力がある人と言えます。
上でもたびたび挙げましたが、動画編集に限定していうなら次の通りです。
- 動画編集に役立つ情報やノウハウを発信して、これから動画編集を始めたい層に影響を与えられる
- 動画を使用したマーケティングで集客する方法を発信し、集客に困っている企業に影響を与えられる
インフルエンサーの一番の武器は、発信力です。
ブログやTwitter、インスタグラム 、YouTubeなどそれぞれのプラットフォームに合わせた情報を発信して影響力を高めています。
収益もそこから発生していて、
などの広告収入がメインです。
影響力が高まれば高まるほど、収入は月100万、1000万と増えていきます。
もちろん、ここまで伸ばすには時間がかかりますし、発信力の維持も大変です。
継続のコツはプラスアルファの収入が得られたらラッキーというスタンスを保つことでしょう。
動画に関連するオリジナル商品の販売
オリジナルの商品販売は、収益をアップするうえで重要です。
商品、と聞くと難しく考えてしまうかもしれません。
しかし売るのはパソコンやカメラなど在庫やコストがかかるではなく、動画素材や動画編集の学習教材など費用がかからないデジタルな商品です。
デジタルな商品は、急に売れ始めたとしても急いで商品を仕入れる必要がないうえに、例え売れなくても大きな損失にはなりません。
コストがかからないため、利益の大きい商品です。
オリジナルの商品で成功するためにはマーケティング力が必要です。
マーケティングの4Pに沿って、販売戦略を立ててみましょう。
動画編集チームを結成
動画編集のスキルと発信力がついてくると、1人ではさばききれない仕事が舞い込んできます。
あなた1人が持っている時間には限りがあります。
そうなると収入はどこで頭打ちになるでしょう。
その状態に入ったら、次は動画編集チームを作ってみましょう。
チーム、といっても企業のように人を雇って組織化するということではありません。
ネット上でフリーランスの人を集めて、一つの集団を作ります。
人を集めるなら、情報発信です。
Twitterなどで仕事の募集をしているフリーランスに話を持ちかけてみたり、ぜひこの人にお願いしたい、という人がいればDMしてみるのもいいでしょう。
他にも、動画系のオンラインサロンもおすすめです。
ここは動画クリエイターや動画を仕事にしたい人が多いので、サロン内で依頼を投げてみましょう。
そこで送るメッセージですが、やはりここでも依頼するフリーランスにとってメリットのある依頼文が必要です。
自分が仕事を受注していたときの、判断基準を思い出してみてください。
大きくわけると、次の2点で決めていませんでしたか?
まとめ:動画編集で稼ぐことは難しくない
動画編集は営業ができれば、稼ぐことは難しくありません。
最後に今回の記事についてまとめます。
稼ぐコツは「相手にどれだけの価値を与えるか」です。
どうしたら相手に喜んでもらえるかを考えて行動すれば、クライアントの満足度も上がり、必然的に単価が上がっていきます。
ビジネス化するうえでも、この考え方は重要です。
仕事を依頼してくれるクライアント、仕事をお願いするフリーランサーの方々、そしてあなた自身のみんなが得をする仕組みがあるといいですね。
どれだけ稼げるかは、あなた次第です。
あなたのビジネスに、この記事がお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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