「動画編集をしたいけど、有名な編集ソフトってなに…?」
「動画編集ソフトってどう選べばいいの?」
「無料と有料別で有名ソフトは何があるの?」
この記事を読まれている方は、そう思われているかもしれません。
そこで、今回は動画編集ソフトの選び方や、オススメの動画編集ソフトを無料と有料に分けて徹底解説していきます。読み終わった頃には、自分にピッタリの動画編集ソフトが見つかるはずです!
有名な動画編集ソフトの選び方!
「動画編集ソフトを検索するとたくさん出てきて、結局どれがいいのかわからない!」
という方もいるのではないでしょうか?
ここでは、動画編集ソフトを選ぶ上で大事なポイントを4つ解説します。
・必要な機能が付いているか
・自分のパソコンとの相性
・広く使われているか
それでは、見ていきましょう!
ソフトの価格
動画編集ソフトには、無料版と有料版があります。
有料版の価格は、家庭用で¥6,000~¥15,000、プロ用となると約6万円くらいが多いです。
有料版は機能が豊富で、使いやすいように設計されており、毎年アップデートされていくことが多いので、快適な環境で作業できる点も魅力です。
一方で、無料版は使用できる機能が限られていたり、操作方法を自分で調べる必要があるなど不便な面が多いでしょう。
「将来プロになりたい」「仕事として動画編集をしていきたい」という方は、最初から有料版を使うことをオススメします!そうではなく、趣味程度で考えている方は無料版でも十分に作ることができますので、自分の用途に合ったソフトを選びましょう。
必要な機能が付いているか
動画編集ソフトは、それぞれ機能に特徴があるので、自分に必要な機能が備わっているソフトを選ぶことが大切です。
基本的な編集機能のほかに、下記のような機能があります。
簡易編集モード
自分で動画や写真、音楽を選んでボタンを押すだけで、自動で編集してくれる機能です。
簡単に良い感じの動画を作ることができます。
画面記録
パソコン画面などを動画としてスクリーンキャプチャできる機能です。
ゲーム実況や、資料を映しながらの解説動画には必須の機能です。
縦動画
スマートフォンなどで撮影した1080×1920サイズなどの縦動画に対応している機能。
普通のソフトでも編集はできますが、これがないと動画の左右に黒い帯が入ってしまいます。
DVD/Blu-ray
DVDやBlu-rayに焼く機能です。作った動画を、保存用や家族に渡したいという時には必要です。
自分のパソコンとの相性
動画編集ソフトが、自分のパソコンのOS(Windows / Mac)に対応しているか確認しましょう!
ソフトによって、どのOSに対応しているかが変わってきます!
また、良い動画を作りたい!と高性能な動画編集ソフトを購入しても、スペックの低いパソコンだと動きが遅くなる可能性もあります。持っているパソコンのスペックも確認するようにしてください。
さらに、編集したい動画の形式に対応しているか見てみましょう。カメラやスマートフォンで撮影した動画は、それぞれ形式(AVI,MP4,MOVなど)が異なる場合があります。動画編集ソフトで使用可能か確認してください。
不安な場合は、体験版などで実際に確かめることをオススメします。
広く使われているか
特に、初心者の方が動画編集ソフトを使う場合は、マイナーなソフトだと情報が少なく、困ることもあるでしょう。
ユーザーの口コミが少なかったり、トラブルが起こった時の解決法などが調べても出てこない可能性があるのでオススメできません!
また、ユーザーが少ないと供給ニーズが少なくなるので、バージョンアップなどの対応が停止するなんてこともあります。
動画編集ソフトを選ぶ際は、認知度が高いものを選ぶのが良いでしょう。
【有名な動画編集・無料ソフト】おすすめ7選!
動画編集をしたいけど、できるだけお金をかけたくない!という方ために無料で使える編集ソフトを7つ紹介していきます。
(1)AviUtl
・インターフェイスがシンプル
・ネットでの情報が多い
・拡張性が高い
「AviUtl」は、1997年にリリースされた歴史の長い動画編集ソフトです。「Kenくん」という、個人のプログラマーによって開発されました。
編集ソフトの特徴としては、「動作が軽い」ということが挙げられます。低スペックのパソコンでもサクサク動くので、「動画編集したいけど、パソコンのスペックがそんなに高くない…」という方にオススメ!
また、ソフトの「拡張性が高い」ことも特徴の一つです。
様々なプラグインを入れることで、できることが増えていきます。プラグインとは、機能を拡張するソフトウェアのことで、スマホのアプリのようなイメージ。
ネットでの情報も多く、トラブルやノウハウなどを検索すると出てきやすいでしょう!
(2)Avidemux
また、AVI・MPG・MP4・FLV など、幅広いフォーマットに対応しているソフトです。日本語化ファイルを使用すれば、日本語での使用も可能!
動画編集の基本的な作業が可能で、シンプルな操作が多いので「とりあえず始めてみたい!」という方や、「難しい操作だと不安…」と感じる方にはオススメです。
(3)iMovie
・iPhoneのアプリとしても使用可能
Mac製品を使っている方は、まず「iMovie」を試してみて下さい!
iMovieはMacに標準搭載しているフリーソフトなので、タウンロードなどは必要ありません。
iMovieは、4Kにも対応しており、映画のようなクオリティで動画を作ることができちゃいます。また、iPhoneやiPadなどの端末とも連携が可能なので、パソコン以外の端末でも動画編集がしたいという方にもオススメです。
(4)shotcut
・直感的なインターフェイス
無料でありながら、ほとんどの動画編集機能が使える「shotcut」。
プロ向けのソフトに近い画面構成です。機能が多いので、最初は少し難しいと感じる方もいるでしょう。しかし、慣れれば慣れるほどクオリティの高い動画を作れることは間違いありません!
多くのフォーマットにも対応しており、4Kの動画も編集可能です。Windowsだけではなく、Mac・Linuxにも対応しているので、OSを選ばず使用できるのも魅力です。動画編集の「質にこだわりたい!」という方にオススメです。
(5)OpenShot Video Editor
・操作は簡単で感覚的に作業できる
「OpenShot Video Editor」は、簡単操作で感覚的な動画編集ができるのが特徴です。
400種類を超えるトランジション、さまざまなエフェクト、タイトルテンプレートを使用したタイトルの作成、3Dアニメーションのタイトルなど豊富な機能を備えています!
また、WindowsやMacにも対応している、高機能な動画編集ソフトと言えるでしょう。
ただ、少し動作が重いという声もあるので、パソコンのスペックが高い方は使ってみるのも良いかもしれません。
(6)Lightworks体験版
・無料でもほとんどの機能が使える
「Lightworks」はもともとはプロ用の有料ソフトでしたが、現在は登録すれば無料で使うことができます。プロ向けのソフトなので、初心者には難しいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえばハイクオリティの動画を作ることができるでしょう。
トリミング編集や4K動画に対応しているなど、プロ向けのソフトを使ってみたいという方にオススメです。OSもフォーマットもほとんど対応しているので、初めてでも安心ですね!
(7)DaVinci Resolve 16 無料版
・プロも使用できるほど豊富な機能性
「DaVinci Resolve 16 無料版」の魅力は、プロも利用できるほど編集機能が豊富な点です。かなりの機能数なので、慣れが必要ですが初心者でも扱いやすい仕様になっています。
また、カラー・エフェクト・オーディオなどの各パートを同じプロジェクト内で同時に作業することもできます。チームや複数で使用したい!というときにもオススメですね。
ユーザーも多いので、ネット上での情報も見つかりやすいです!
【有名な動画編集・有料ソフト】おすすめ5選!
ここでは、こだわった動画を作りたい方や、将来仕事につなげていきたいという方に向けて、有料の編集ソフトを5つ紹介していきます!
(1) Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)
・ほかのAdobe製品との互換性も高い
・月額¥2,480~
「Adobe Premiere Pro」はYouTubeクリエイターから映像のプロに選ばれている動画編集ソフトです。とにかく機能が豊富で、様々な色彩表現や臨場感のあるサウンドを作ることができます。
Adobe製品との互換性も高く、PhotoshopやAfter Effectsなどを連携させることも可能です。
月額¥2,480と他の編集ソフトよりも価格が高いのが難点ですが、仕事として使いたい場合やこだわって動画編集をしたい場合には、間違いないソフトです!
(2) Filmora(フィモーラ)
・テンプレートがスタイリッシュでおしゃれな動画ができる
・¥6,980~
「Filmora」は、有料ソフトの中でも初心者の方にオススメしたいです。
最近は、YouTuberの間で利用が増えて、知名度をあげている動画編集ソフトの一つとなっています。
直感的に操作ができるインターフェイスで、初心者の方にも使いやすいでしょう。
テンプレートがおしゃれなので、簡単におしゃれな動画が作りたいという方も満足のいく動画に仕上がります!
プロのようなクオリティまでは求めていないけど…という方も手軽に始められる動画編集ソフトです。
(3)Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)
・iMovieと互換性があるのでMacユーザーにおすすめ
・¥36,800
「Final Cut Pro」は世界で最もユーザーが多いと言われており、Adobe Premiere Proと並んで名が上がる動画編集ソフトです。
Adobe Premiere Proよりは機能が少ないですが、初心者でも使いやすいでしょう。
Apple社が提供しているため、無料編集ソフトの「iMovie」との互換性があります。
まずは無料の「iMovie」から始めてから、よりクオリティを求めるときに「Final Cut Pro」に乗り換えるのもオススメです!
(4)Adobe Premiere Elements
・おまかせで動画が作成できる
・¥17,800
「Adobe Premiere Elements」は「Adobe Premiere Pro」を初心者向けに簡易化した動画編集ソフトです!
Adobe Premiere Proでは、細部まで自分で調整できますが、Adobe Premiere Elementsは、そこまで細かくいじらなくても良い感じの編集ができます。
価格は買い切りで¥17,800となっており、Adobe Premiere Proより安いです。
そこまで高度な機能は必要ない!という方や、Adobe製品が好きだけどできるだけ安く使いたい!という方にオススメです。
(5)Power Director
・機能の豊富さ、使いやすさで多くのユーザーから支持されている
・¥8,480
「Power Director」は、機能の豊富さや、わかりやすさから多くのユーザーに支持されています。日本で最も人気がある動画編集ソフトと言われています。
デスクトップ録画機能は、ゲーム実況をやりたい人には必須ですよね!操作もシンプルでわかりやすいため、すぐに覚えられますよ。
OSは、Windowsのみの対応となっていますので、Windowsユーザーの方で使いやすいソフトを選びたい方にオススメです!
最後に
ご紹介した動画編集ソフトは、それぞれ様々な特徴があったと思います。ご自身の目的や用途に合うソフトを選んでみてください。
動画編集は難しいイメージがあるかもしれません。
でも、初心者でも簡単におしゃれな動画を作れるソフトはたくさんあります!
これから動画編集を始めたい!という方はもちろん、他の編集ソフトも使ってみたいという方の参考になれば嬉しいです。
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