「動画編集をするノートパソコンの選び方ってどうするの?」
「動画編集のノートパソコンに必要なスペックは?」
「どのノートパソコンが動画編集に向いているの?」
この様にお考えではありませんか?
以下の記事では、動画編集のためのノートパソコンを選ぶ選び方や、おすすめのパソコンについて徹底解説します。
ノートパソコンを選ぶポイントとは?
動画編集は、パソコンの作業の中でも特に重い作業です!
もともとデスクトップでの作業が向いている動画編集の作業を、ノートパソコンで動画を編集するためには、それ相応の高機能のものが必要となります。
動画作業に向いていない機能のノートパソコンで、無理やり作業すると負担をかけ、以下の様な問題が起こりがちです。
- パソコンがサクサク動かない
- パソコンが熱く熱を持つ
パソコンに負担がかかり、作業に支障が出るのを防ぐために、まず高機能のノートパソコンを選ぶ必要があります。
高機能のノートパソコンを選ぶポイントは、大きく分けて2つです。
- 画面サイズ
- 解像度を
- ハイスペックなパソコン
以下では2つのポイントについて徹底解説します。
ノートパソコンの画面サイズは15インチ以上がおすすめ!
動画は細かい作業が多いので、画面サイズが大きめのものを選ぶのがおすすめです。
最低でも15インチのものを選ぶようにしましょう!
15インチのパソコンを選ぶことは以下のメリットがあります。
15インチというとかなりの大きさのパソコンになり、重くて持ち運びしにくいと感じがちですが、小さなパソコンに比べて目が疲れにくいのです。
また、一度にたくさんのソフトを立ち上げで動画作業をする場合は特に、画面が大きいと作業効率が上がるメリットもあります。
解像度をチェックする
動画編集をするのなら、ノートパソコンの解像度もチェックすることも大切です。
解像度はどの程度の動画を作るのかにより変わりますが、以下を目安にすると良いでしょう。
フルHD(1920×1080画像):フルHD画像度に対応しているパソコンを選ぶ
4K(3840×2160画像):4K画像に対応しているパソコンを選ぶ
今は4K動画の需要も大きくなっているので、4K画像に対応しているのに越したことはありません。
YouTube動画を作成するだけの場合や、高画質の動画を作成しない場合は、フルHDでもいいでしょう。
ハイスペックなパソコンを選ぶこと
ハイスペックなノートパソコンを選ぶことは大切です。
スペックとは、簡単にいうと、パソコンを動かすための能力を表す目安になるもので、スペックが高ければ高いほど、パソコンはサクサクとスムーズに作動します。
ハイスペックなパソコンについては続きの項目をご覧ください。
ハイスペックなパソコンとは?
パソコンのスペックは4つのポイントで考慮されます。
4つのポイントとは以下の通りです。
- CPU
- ストレージ
- メモリ容量
- グラフィックボード
次項では、それぞれ4つのポイントについて詳しく解説します。
CPU
CPUとはコンピューターを動かす能力のことで、車で例えるならエンジンの様なものです。
CPUが高ければ高いほど、パソコンはサクサクと動きます。
CPUはIntelとAMDの2つに分かれますが、動画編集をするならIntelがおすすめです。
動画には以下のIntelが必要となります。
- 趣味程度:Intel core i5
- エフェクトや多数のカメラを使った動画作成:Intel core i7
- かなり高画質のプロ級の動画を作成する場合:Intel core i9
動画編集をするならIntel core i7がおすすめです。
Intel core i9が出たことにより、Intel core i7の値段が少し下がったので、もし可能であれば、core i7はあった方がいいでしょう。
ただ、今はIntel core i5の性能もかなり上がってきていますので簡単な動画編集であればcore i5でも十分です。
ストレージ
ストレージとはパソコンのデータを保存しておく容量のことです。
HDDとSSDという2つのストレージがありどちらにもメリットとデメリットがあります。
HDDのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット:たくさんの容量を保存できる。SSDに比べて安価
デメリット:SSDに比べて操作スピードが遅い
HDDはハードディスクとも言われ、パソコンに内蔵されていることが多いです。
たくさんのデータを保存できるメリットがありますが、SSDに比べると動作が遅いのがデメリットとなります。
HDDは1TBもしくは2TBが理想ですが、4K画像の動画編集をバンバン行う場合、3TBあった方がいいでしょう。
SSDのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット:HDDに比べて操作が早い
デメリット:高額
SSDは高額なのがデメリットです。
本当ならば1TBは欲しいところですが、無理なら250GBはあった方がいいでしょう。
おすすめの方法は、HDDとSSDのメリット、デメリットを補い合って使うことです。
例えば、以下の様な対応ができます。
特に外付けHDDを上手に活用することでパソコンのスペックをあげることができます。
外付けHDDについては以下の記事を参考にされてください。
メモリ容量
メモリ容量とは、パソコンの作業可能の数値を表すものです。
メモリ容量がいいほどサクサクとパソコンを動かせることになります。
動画編集に必要な最低レベルのメモリ容量は8GBです。
ストレスなくサクサクとパソコンを動かすため、理想的には16GB、たくさんのソフトを立ち上げて作業するなら32GBあるとよいでしょう。
グラフィックボード(GPU)
グラフィックとは画像を映し出す働きのことです。
グラフィックボードを使うことで以下のの様なメリットがあります。
- 動画編集の操作がスムーズになる
- スムーズな画像ができる
- 最適化もできる
グラフィックボードが内蔵されていると、綺麗な動画が作れるだけでなく、動画編集の作業自体がスムーズになるのです。
動画編集におすすめのノートパソコンを紹介
動画編集におすすめのノートパソコンを選ぶコツについて紹介しましたが、この項目では、おすすめのノートパソコンを紹介します。
今回おすすめするノートパソコンは以下の通りです。
- マウスコンピューター m-Book K700SN-M2SH2(m-Book Kシリーズ)
- レノボ(Lenovo) ゲーミングノートパソコン Legion Y7000
- エイスース(ASUS) ノートパソコン ZenBook 15 UX534FTC
- アップル(Apple) 16インチ MacBook Pro
次項では、それぞれのパソコンの特徴について具体的に解説します。
マウスコンピューター m-Book K700SN-M2SH2(m-Book Kシリーズ)
mouseのm-Book K700SN-M2SH2(m-Book Kシリーズ)は比較的低価格なのにハイスペックな機能を搭載しているコスパの良いノートパソコンです。
メモリ容量が16GB、ストレージもSSDとHDDの2つを内蔵しているので、用途に合わせて上手に使い分けながら作業が可能です。
HDDの容量が1TBなので、外付けHDDと併用して利用するのがよいでしょう。
mouseのm-Book K700SN-M2SH2(m-Book Kシリーズ)の基本情報はこちらです。
CPU:インテル Core i7-9750H プロセッサー
メモリ容量:16GB
ストレージ:「256GBのSSD」+「1TBのHDD」のデュアルストレージ
画像の解像度:NVIDIA GeForce MX250(2GB)
レノボ(Lenovo) ゲーミングノートパソコン Legion Y7000
レノボ(Lenovo) ゲーミングノートパソコン Legion Y7000もハイスペックな機能を持っているのに関わらず比較的リーズナブルな値段で購入できるコスパの良いパソコンです。
16GBとメモリ容量も十分ですが、外付けのカスタマイズがしやすい作りとなっているので、動画編集をする際に必要な機能を後で付け加えられます。
ストレージは、HDDとSSD両方を内蔵したもの、SSDのみのものなど自分の必要に合わせて選べるのも特徴です。
動画編集をする人には嬉しいノートパソコンと言えるでしょう。
ゲーミングノートパソコン Legion Y7000の基本情報はこちらです。
CPU:Intel core i7
メモリ容量:16GB
ストレージ容量:選べるタイプ(1TB HDD 7200rpm + 256GB SSDor1TB SSDなど)
画像の解像度:NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB GDDR6(4K画像の再生が可能)
エイスース(ASUS) ノートパソコン ZenBook 15 UX534FTC
エイスース(ASUS) ノートパソコン ZenBook 15 UX534FTCは16GBのメモリ容量を内蔵する高性能のパソコンです。
ストレージもSSDを1TB搭載しているので、動画編集の際もサクサクと動き、問題ありません。
エイスース(ASUS) ノートパソコン ZenBook 15 UX534FTCの基本情報はこちらです。
CPU:Intel core i7
ストレージ:SSDを1TB内蔵
メモリ容量:16GB
パソコンの大きさ:15.6インチ
画面の解像度:フルHDタイプ
アップル(Apple) 16インチ MacBook Pro
動画編集をする人の間では今だに人気が高いApple製品のMacですが、MacBook proはその中でも特に、高性能のノートパソコンです。
動画編集に向いている、「Radeon Pro 5500M」をGPUに搭載していますので、綺麗な画質で、比較的目も疲れにくく、毎日の様に動画編集をする人にはおすすめです。
MacBookのパソコンは購入する時に、ストレージやメモリ容量をカスタマイズできるので、自分の必要にあった物をチョイスできるのも嬉しい点と言えるでしょう。
MacBook Pro16インチの基本情報は以下の通りです。
CPU:Intel core i9
メモリ容量:自分でカスタマイズできる(最大64GBまで)
ストレージ:自分でカスタマイズできる(最大SSD 8TBまで)
サイズ:16インチ
画面の解像度:Retinaディスプレイ、Radeon Pro 5500Mを搭載
ノートパソコンで動画編集をするメリットとデメリット
ノートパソコンで動画編集することには、メリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを理解した上で、ノートパソコンを利用して動画編集するかしないかを決定するのが大切です。
この項目ではどれぞれのメリット、デメリットについて詳しく紹介します。
メリット
ノートパソコンのメリットは、なんと言っても持ち運びが自由なことです。
どこで何をしていても、パソコンとネット環境さえあれば、動画編集の作業をすることが可能となります。
などの状況にも対応できます。
世界中どこにいても仕事ができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
ノートパソコンで動画編集をすることのデメリットは以下の2つです。
- コスパが悪い
- パソコンに負担がかかる
ノートパソコンとデスクトップのパソコンで、同じスペックのもの値段を比べてみると、デスクトップのパソコンの方が断然安いです。
薄くて軽いノートパソコンにハイスペック機能を搭載するには、それなりに高額になります。
パソコンで長時間の作業をしていると、パソコンに負担がかかり、パソコンが熱を持つことがあります。
ノートパソコンで作業する時には、負担にならない様に気をつけながら作業をすることも必要です。
具体的には、暑い時期に長時間作業をする場合は特に、「ノートパソコン用クーラー」などをりようして対応できます。
まとめ
ノートパソコンで動画編集をする際には次のことを考慮に入れる必要があります。
- 画質解像度
- パソコン画面の大きさ
- パソコンのスペック
パソコンの画像の大きさや解像度、サクサク動くためのパソコンスペックを考慮する必要があります。
ノートパソコンで動画編集をすることのメリットとデメリットは次の通りです。
メリット:持ち運びが便利
デメリット:高価。パソコンに負担がかかる
メリットやデメリットを考慮し、動画編集にノートパソコンを使うか使わないかを決めるのは大切なことです。
動画編集に慣れてくると、自宅用にデスクトップ、外出用にノートパソコンなどと使い分けるのも1つの方法です。
自分にあったパソコン、方法で動画編集をしていきましょう。
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